抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:全身麻酔下における高齢者腹腔鏡手術患者のストレス反応及び認知機能に対するデクスメデトミジンの影響を検討する。【方法】2014年10月から2016年2月までの間に,全身麻酔下の腹腔鏡手術を受けた48例の患者を,2つの群に分け,24例の患者を,麻酔法によって,2群(各群24例)に割り付けた。研究群は麻酔誘導前にデクスメデトミジンを投与し、対照群は生理食塩水を用いてデクスメデトミジンを置換した。両群のT0(入室)、T1(負荷量のデクスメデトミジン注入後)、T2(気管挿管後)、T3(気腹時)、T4(気管抜管後)患者の平均動脈圧(MAP)、心拍数(HR)及び手術前後の認知機能の変化状況をモニタリングし、比較した。結果:研究群のT1、T2、T3、T4のMAP、HRレベルは対照群より低く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。両群の術後認知機能のスコアはいずれも有意に低下し、研究群は対照群より高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。結論:全麻下の老年患者の腹腔鏡手術において、デクスメデトミジンを併用することは、患者のストレス反応をさらに緩和し、しかも認知機能に対する影響は小さい。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】