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J-GLOBAL ID：201702278662779183   整理番号：17A0565518

大規模地震時における建物倒壊を考慮した避難所へのアクセス性に関する研究

著者 (4件)： 長谷川究 (日本大学大学院理工学研究科社会交通工学専攻) ,  小早川悟 (日本大学理工学部交通システム工学科) ,  稲垣具志 (日本大学理工学部交通システム工学科) ,  後岡寿成 (日本工営株式会社)
資料名： 交通工学論文集(Web)  (JSTE Journal of Traffic Engineering (Web))
巻： 3  号： 2  ページ： A_287-A_294(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0617A  ISSN： 2187-2929  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大規模地震発生後に避難者が生活する上で必要な救援物資は緊急輸送道路を中心に輸送が行われる。 緊急輸送道路は発災後も機能することが求められるため沿道建物や橋梁の耐震化整備が行われている。 しかし,すべての避難所が緊急輸送道路に面している訳ではないため緊急輸送道路から避難所までのアクセス道路が必要であるが,アクセス道路に対しては対策整備方針がない。 本稿では,緊急輸送道路から避難所までのアクセス道路を対象に道路閉塞要因の一つである建物倒壊を考慮したアクセス性分析手法を構築し,ケーススタディを通して救援物資輸送の最短移動距離の分析を行った。そして,分析結果より明らかになった到達不可能避難所に対して耐震化対策手法を構築し,その有用性を示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *大地震 ,  防護施設 ,  *アクセス道路 ,  物 ,  道路輸送 ,  崩壊 ,  *アクセシビリティ ,  経路 ,  距離 ,  分析 ,  *耐震対策
準シソーラス用語： 避難所 ,  救援物資 ,  建造物倒壊 ,  *アクセス性 ,  最短経路 ,  移動距離 ,  分析法

著者キーワード (8件)： 救援物資 ,  建物倒壊 ,  道路閉塞 ,  防災計画 ,  Relief Supply ,  Collapsed Buildings ,  Road Block ,  Disaster Planning

分類 (2件)： 道路工学一般  (RC08010M) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (16件)：

• 1) 建設省道路局企画課道路防災対策室長:緊急輸送道路ネットワーク計画等の策定について,建設省道防発第 4 号,平成8 年5 月10 日.
• 2) 内閣府:平成 27 年版防災白書, http://www.bousai.go.jp/kaigirep/hakusho/h27/honbun/1b_1s_02_02.html.\n(2016.8.28)
• 3) 東京都福祉保健局:避難所管理運営の指針(区市町村向け), http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2013/02/DATA/70n2j205.pdf.(2016.8.23)
• 4) 矢野裕児:東日本大震災での緊急救援物資供給の問題点と課題,物流問題研究,No.56,pp.11-15,2011.
• 5) 原田慎也,栄徳洋平,戸根智弘,三木智,若林拓史:道路の連結信頼性の実用的な評価方法の提案,土木学会論文集,Vol.69,No.5,2013.

タイトルに関連する用語 (6件)： 大規模地震 ,  建物 ,  倒壊 ,  避難所 ,  アクセス性 ,  研究