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J-GLOBAL ID:201702278715072148   整理番号:17A1421300

ハマグリRuditapes philippinarumに対する抗ヒスタミン剤セチリジンの生態毒性【Powered by NICT】

Ecotoxicity of the antihistaminic drug cetirizine to Ruditapes philippinarum clams
著者 (7件):
資料名:
巻: 601-602  ページ: 793-801  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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セチリジン(CTZ)は,水生環境中に存在する抗ヒスタミン薬である,このシステムに生息する生物へのその毒性に関する情報は限られた。本研究では,環境的に適切なCTZ濃度(0.0,0.3、3.0、6.0および12.0μg/L)に28日間曝露後の食用二枚貝Ruditapes philippinarumにおける酸化ストレスとエネルギー代謝バイオマーカーに対するCTZの影響を評価することを目的とした。得られた結果は,CTZは最高のCTZ曝露濃度(6.0と12.0μg/L)で最大濃度(~22ng/gまでFW)に達した二枚貝により蓄積されたことを示した。生物濃縮係数(平均最大値~5)はこの条件で二枚貝取込または増加排せつ能の低下を反映して12.0μg/Lで減少した。本研究では,一般的に,二枚貝はCTZ(電子伝達系活性の低下),対照値と比較してCTZに曝露された生物におけるグリコーゲン含量の維持をもたらすことを応答への曝露後の代謝能力が低下したことを明らかにした。著者らの知見は,CTZが二枚貝に有意なレベルの酸化的損傷を示さなかった示した。しかし,最高曝露濃度(6.0と12.0μg/L)と制御を比較し抗酸化酵素スーパーオキシド活性(~53および~44%)の顕著な増加は,CTZに曝露した二枚貝で観察された。さらに,蛋白質(~11および~3%)に及ぼす脂質過酸化(~14および~9%)及びカルボニル基を増加する傾向は,対照条件と比較して,CTZ(6.0および12.0μg/L)に曝露した二枚貝で観察された。全体として本研究は,より長い期間以上CTZ濃度曝露した場合毒性影響は,R.philippinarumで誘導される可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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動物に対する影響  ,  水銀とその化合物 
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