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J-GLOBAL ID:201702278735738098   整理番号:17A0499674

フミン酸存在下でのポリエチレングリコール(PEG)で修飾した逆浸透膜に及ぼすCaCO3およびCaSO4の抗スケーリング効果: 膜表面特性および水化学の相互作用

Antiscaling efficacy of CaCO3 and CaSO4 on polyethylene glycol (PEG)-modified reverse osmosis membranes in the presence of humic acid: interplay of membrane surface properties and water chemistry
著者 (3件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 5647-5657  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ミネラルのスケーリングは,多くの水処理プロセスにおいて存続する。より具体的には,逆浸透(RO)水処理による芳香族ポリアミド(PA)膜の有効性を著しく減少させる可能性がある。従来の研究では,ポリエチレングリコール(PEG)などの親水性材料をRO膜に組み込み,一般的に疎水性の給水成分からのスケーリングに対してであったが,複合RO供給水中の改質された膜表面化学物質と水化学物質との相互作用に関する未だに顕著な知識ギャップが存在している。本研究では,フミン酸(HA)の存在下で,炭酸カルシウム(CaCO3)と硫酸カルシウム(CaSO4)のミネラルスケールを減少させる親水性PEGグラフト化PA膜のメカニズムを研究した。表面および溶液の分析に基づいて,HAを含まない系においてPA-PEG表面でコロイド形成が有意に減少することを見出した。HAが導入されたとき,バージンおよびPA-PEG膜表面の両方でCaCO3スケーリングが減少し,興味深いことに,相乗的なPEG-HA-CaSO4相互作用は,PA-PEG膜上のCaSO4コロイド形成を増加させた。促進されたCaSO4形成は,HAおよびSO42-が存在する場合に,PEG修飾の膜表面近くの高い負の表面電荷から生じ,より多くのCa2+を引きつけてCaSO4を形成した。本研究の結果から,より良好なPEGおよびPEGベースのスケール抵抗性脱塩膜を設計するための水-膜界面でのコロイド形成に関する新しい情報を提供した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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膜分離  ,  廃水処理 

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