文献
J-GLOBAL ID:201702278776080622   整理番号:17A1508089

千葉断面における前期-中期更新世境界を横断する古海洋学的変化の高分解能珪藻記録【Powered by NICT】

High-resolution diatom record of paleoceanographic variations across the Early-Middle Pleistocene boundary in the Chiba Section, central Japan
著者 (7件):
資料名:
巻: 455  ページ: 141-148  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0885A  ISSN: 1040-6182  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
前期-中期更新世境界を横切る詳細な古海洋学的変化を明らかにするために,中部日本,千葉断面で掘削された更新世海成シーケンスからのコアの珪藻分析を行った。珪藻弁はマツヤマ ブリュンヌ地磁気逆転境界,境界上18.6mで二番目に高い豊度が続き,浮遊性δ~十八零データから推定した海水準変動と一致する下4.5mにある最も豊富であった。最高豊度は海洋同位体ステージ(MIS)19.3海水準高海水準期と相関し,MIS19.1高海水準期と二番目に高い。絶滅種Actinocyclus ingensの豊度はこれらの海水面ハイスタンド周辺の非常に低く,一方,最小珪藻全弁を有するコアの深さ,海洋酸素同位体ステージ19.2低海水準期に関連したで最大であった。親潮の特徴である冷水珪藻種が支配的であるが,海洋酸素同位体ステージ19.2をpostdatingにコアの深さ以下の黒潮の温水種と共存していた。この水深より上では,黒潮の温間珪藻種が支配的になる。主要なけい藻の変化は,黒潮前線は海洋酸素同位体ステージ19.2後に北向きシフトし,少なくとも初期MIS18まで北部領域に残存していたことを示唆した。このシフトは1.3m(~300歳)の堆積物の厚さ内の4 5°Cによる海面温度の急速な増加を引き起こした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第四紀 

前のページに戻る