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J-GLOBAL ID：201702278781655251   整理番号：17A1709951

DNA損傷応答阻害剤:機構と癌治療への応用の可能性【Powered by NICT】

DNA damage response inhibitors: Mechanisms and potential applications in cancer therapy

著者 (2件)： Carrassa Laura (Laboratory of Molecular Pharmacology, Department of Oncology, IRCCS - Istituto di Ricerche Farmacologiche “Mario Negri”, Milan, Italy) ,  Damia Giovanna (Laboratory of Molecular Pharmacology, Department of Oncology, IRCCS - Istituto di Ricerche Farmacologiche “Mario Negri”, Milan, Italy)
資料名： Cancer Treatment Reviews  (Cancer Treatment Reviews)
巻： 60  ページ： 139-151  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1768A  ISSN： 0305-7372  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過去10年間のDNA損傷応答経路の分子機構とヒト腫瘍のゲノム景観の解明は腫瘍学における新たな治療アプローチへの道を開いた。腫瘍は異なるDNA損傷応答段階中の欠陥,主にシグナル伝達と修復が存在しているが,それらは残りの経路に依存することが今や明らかである。蛋白質ATM,ATR,CHK1およびWEE1に焦点を当て,DNA損傷応答および癌治療における標的としてのそれらの役割を概説した。過去10年間でこれらの蛋白質の特異的阻害剤を設計し,それらの潜在的抗腫瘍活性は特定の欠陥(合成致死アプローチ)を利用した腫瘍への単独療法戦略と放射線療法または化学療法や分子標的治療薬との組合せの両方で調べた。これら研究努力からこれらの阻害剤の抗腫瘍活性の前臨床および臨床的証拠を批判的にレビューした。最後に,腫瘍の特定のサブセットを標的とする目的でこのような,阻害剤を組み合わせることの潜在的治療可能性についても議論する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ヒト ,  放射線療法 ,  ゲノム ,  分子標的治療薬 ,  *治療法 ,  タンパク質 ,  抗腫瘍作用 ,  腫瘍
準シソーラス用語： 単独療法 ,  腫瘍内科学 ,  分子機構 ,  *癌治療 ,  *阻害剤 ,  *DNA損傷応答 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： ATM ,  ATR ,  CHK1 ,  WEE1 ,  DNA損傷応答 ,  標的療法 ,  併用戦略

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： DNA損傷応答 ,  阻害剤 ,  癌治療 ,  応用 ,  可能性