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J-GLOBAL ID：201702278862484630   整理番号：17A1638682

多環芳香族炭化水素への子宮内曝露された子マウスの肺組織におけるDNAメチル化【Powered by NICT】

DNA methylation in lung tissues of mouse offspring exposed in utero to polycyclic aromatic hydrocarbons

著者 (3件)： Fish Trevor J. (Department of Animal, Dairy and Veterinary Sciences, Utah State University, Logan, UT 84322, USA) ,  Benninghoff Abby D. (Department of Animal, Dairy and Veterinary Sciences, Utah State University, Logan, UT 84322, USA) ,  Benninghoff Abby D. (School of Veterinary Medicine, Utah State University, Logan, UT 84322, USA)
資料名： Food and Chemical Toxicology  (Food and Chemical Toxicology)
巻： 109  号： P1  ページ： 703-713  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0937A  ISSN： 0278-6915  CODEN： FCTOD7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多環芳香族炭化水素(PAHs)は,動物における肺癌を引き起こすことが知られている環境汚染物質の重要なクラスを構成し,ヒトが疑われた肺発癌物質である。さらに,細胞に基づく研究からの証拠は,エピゲノムの調節因子としてのPAHsを指摘した。本研究の目的は,経胎盤PAH発癌物質ジベンゾ[def,p]クリセン(DBC)またはベンゾ[a]ピレン(BaP)により子宮内で開始される成体子孫の肺組織におけるゲノムワイドなDNAメチル化のパターンを評価することであった。成体子孫から得られた正常(非曝露),正常隣接と肺腫瘍組織のゲノムワイドメチル化パターンはNimbleGenマウスDNAメチル化CpG島アレイを用いたメチル化DNA免疫沈降(MeDIP)を用いて決定した。BaPにより開始された45週齢マウスにおける肺腫瘍発生率は32%,96%でDBC暴露された子供のそれよりはるかに低かった。また,雌と比較して雄の子供が出現したBaPへの感受性が高かった。DNAメチル化の異なるパターンは,非曝露,正常隣接および腺癌性肺組織と関連していた,主成分,階層的クラスタリングと遺伝子オントロジー分析によって決定された。これらのメチル化プロファイルから,関心のある遺伝子のセットは環境PAHsに曝露した動物における肺腫瘍形成過程の間に後成的修飾について潜在的に重要な目標を含んでいることを確認した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 発癌物質 ,  子供 ,  *子宮 ,  感受性 ,  *メチル化 ,  遺伝子 ,  成体 ,  腺癌 ,  ヒト ,  *芳香族縮合炭化水素 ,  肺腫瘍 ,  免疫沈降反応 ,  胎盤
準シソーラス用語： *DNAメチル化 ,  *肺組織 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 多環芳香族炭化水素 ,  肺癌 ,  DNAメチル化 ,  経胎盤 ,  エピジェネティクス ,  メチル化DNA免疫沈降

分類 (2件)： 食品の汚染  (FJ01053P) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 多環芳香族炭化水素 ,  子宮内曝露 ,  マウス ,  肺組織 ,  DNAメチル化