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J-GLOBAL ID:201702278865333832   整理番号:17A1049572

複合2HDMにおける将来の電子-陽電子コライダーでのシングルおよびダブルSM様Higgsボソン生成

Single and double SM-like Higgs boson production at future electron-positron colliders in composite 2HDMs
著者 (4件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 095026.1-095026.18  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: D0748A  ISSN: 2470-0010  CODEN: PRVDAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ソフトにZ<sub>2</sub>対称性を破る2Higgs2重項模型(2HDM)は,LHCで観測されたHiggs状態(h)を含む多くのシナリオの中で最も簡単なものの1つである。しかしながら,エレメンタリーなHiggsからなる2HDM(以後E2HDMと呼ぶ)には,標準模型と同じような階層性問題が存在する。この問題のエレガントな解は,発見されたHiggsおよび他の2HDMに属するHiggsボソンがエレメンタリーでなく,擬Nambu-Goldstoneボソン(pNGB)の性質を有する複合粒子であることである。最近,著者達は,このような複合2HDM(C2HDM)を構築した。この論文では,将来のe<sup>+</sup>e<sup>-</sup>コライダーでのシングルhおよびダブルh生成において,これら2つの仮説E2HDMとC2HDMを判別する可能性を調べた。まず,摂動的ユニタリティと真空安定性からの理論的限界によって,また,新しいHiggsボソンが検出されないという仮定の下で,3000fb<sup>-1</sup>までの積分ルミノシティーを有するLHCでの将来データによって許されるそれらの模型のパラメータ空間をサーベイした。次に,SM値に規格化したhVV(V=W<sup>±</sup>,Z)結合定数κ<sub>V</sub>が両シナリオで同じ値を取るとしたとき,2つのシナリオで断面積がどのように異なり得るか議論した。κ<sup>2</sup><sub>V</sub>が例えば0.98となったとき,TeV領域に複合性スケールfが存在するC2HDMにおける断面積は,E2HDMにおけるものと比較して,e<sup>+</sup>e<sup>-</sup>→t<span style=text-decoration:overline>t</span>h,e<sup>+</sup>e<sup>-</sup>Zhh,e<sup>+</sup>e<sup>-</sup>→e<sup>+</sup>e<sup>-</sup>hhおよびe<sup>+</sup>e<sup>-</sup>→t<span style=text-decoration:overline>t</span>hh過程に対して,それぞれ,最大約-15%,-18%,-50%,および-35%まで変化し得ることがわかった。かくして,h事象のみが測定されたときでさえ,将来の電子-陽電子コライダーは,E2HDMとC2HDMを判別する能力を有することがわかった。
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分類 (2件):
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電磁場と統一ゲージ場  ,  場の理論一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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