抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:腹腔鏡による肝血管腫の切除術後の感染に影響を及ぼす関連因子を分析する。【方法】2012年7月から2014年12月にかけて腹腔鏡下肝血管腫切除術を受けた286例の患者の臨床データを遡及的に分析し,異なる臨床的特徴に従って分類し,感染症の発生率を単一因子分析により分析した。多変量ロジスティック回帰分析を行い,腹腔鏡下肝血管腫切除後の患者の術後感染症に関連する危険因子を得るために,多変量ロジスティック回帰分析を行った。。・・・・・・・・・・・.1の多変量ロジスティック回帰分析により,術後合併症の危険因子を得た。【結果】286人の患者のうち,77人(26.9%)が術後に感染した。年齢<60歳と年齢≧60の患者の術後感染率はそれぞれ21.5%と34.2%(P<0.05)であり、肝切除率<35%と肝切除率≧35の患者の術後感染率はそれぞれ22.1%と37.9%(P<0.05)であった。肝血管腫は,左葉と右葉または右葉に位置している患者において,それぞれ18.6%,29.1%および39.3%(P<0.05)であったが,それらの間には有意差が認められた(P<0.05)。病巣直径<10cmと病巣直径>10cmの患者における術後感染率はそれぞれ21.9%と43.3%(P<0.05)であり、慢性病歴と慢性病歴のない患者の術後感染率はそれぞれ23.6%と39.3%(P<0.05)であった。術前ALTレベル<40U/Lと術前ALTレベル≧40U/Lの患者の術後感染率はそれぞれ24.4%と33.3%(P<0.05)であった。出血量<300mlと出血量≧300mlの患者における術後感染率はそれぞれ22.1%と41.1%(P<0.05)であり、輸血と輸血を受けない患者の術後感染率はそれぞれ24.4%と38.5%(P<0.05)であった。術後合併症と術後合併症のない患者における術後感染率は,それぞれ22.4%と55.0%であった(P<0.05)。多変量ロジスティック回帰分析により,肝切除の割合,病変の直径,慢性病歴,出血量,輸血と術後合併症が腹腔鏡下肝血管腫の切除術後の感染に影響を及ぼす主な危険因子であることが示された(P<0.05)。結論:腹腔鏡下肝血管腫瘍切除術患者は術後感染を起こす可能性があり、危険因子を持つ患者に対して特に予防と治療を行う必要がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】