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J-GLOBAL ID:201702278885287015   整理番号:17A0518477

蛋白質の拡張タイムスケール2D IRプローブ: p-シアノセレノフェニルアラニン

Extended timescale 2D IR probes of proteins: p-cyanoselenophenylalanine
著者 (5件):
資料名:
巻: 19  号: 15  ページ: 10081-10086  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質の機能に対するダイナミクスの重要性は高く評価されているが,測定が難しいため正確な役割を調べることができない。2D IR分光法は,ダイナミクスの研究のための開発中の方法であり,タンパク質の特定の部位でダイナミクスを測定する応用を可能にするスペクトル分解IRプローブ群を開発する努力を動機付けている。この方法の課題は,アクセス可能なタイムスケールがプローブの振動寿命によって制限されることである。タンパク質ダイナミクスの2D IR分光法のためのより良いプローブの開発に向けて,ポンププローブ及び2D IR分光法によるFT-IRにより十分に確立されているIRプローブ p-シアノ-フェニルアラニン(CNPhe)の誘導体であるp-シアノ-セレノ-フェニルアラニン(CNSePhe)のキャラクタリゼーションを行った。重いSe原子を導入すると,CN振動は分子内の残りの振動から切り離される。これは遷移双極子強度の減少,ひいては信号強度の減少につながるが,振動寿命を劇的に増加させ,より長い時間スケールでの分子動力学分析のための2DIRスペクトルの収集を可能にする。興味深いことに,CNSePheの寿命は,CNとの水素結合相互作用の存在に対する感受性の増加を示すことも明らかにし,このことは本プローブがCNスペクトルの解釈および溶媒和の研究に有用であることを示唆している。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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有機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子)  ,  アミノ酸 
タイトルに関連する用語 (5件):
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