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J-GLOBAL ID：201702278995146236   整理番号：17A1193757

マスターオートファジー制御因子の転写因子EBはたばこの煙誘導オートファジー障害及び慢性閉塞性肺疾患-気腫病原性を調節する

Master Autophagy Regulator Transcription Factor EB Regulates Cigarette Smoke-Induced Autophagy Impairment and Chronic Obstructive Pulmonary Disease-Emphysema Pathogenesis

著者 (6件)： BODAS Manish (Central Michigan Univ., Michigan) ,  PATEL Neel (Central Michigan Univ., Michigan) ,  SILVERBERG David (Central Michigan Univ., Michigan) ,  WALWORTH Kyla (Central Michigan Univ., Michigan) ,  VIJ Neeraj (Central Michigan Univ., Michigan) ,  VIJ Neeraj (Johns Hopkins Univ. School of Medicine, Maryland)
資料名： Antioxidants & Redox Signaling  (Antioxidants & Redox Signaling)
巻： 27  号： 3  ページ： 150-167  発行年： 2017年07月20日 
JST資料番号： W2321A  ISSN： 1523-0864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： たばこの煙(CS)誘導オートファジー障害は慢性閉塞性肺疾患(COPD)-気腫進行を仲介するが,基盤をなすメカニズムは不明である。マスターオートファジー制御因子の転写因子EB(TFEB)に及ぼすCS曝露の影響を評価した。先ず,TFEBは重症COPD-気腫患者におけるアグリソーム体として核周囲に局在することを示し,TFEBのアグリソーム隔離はCOPDにおけるCS誘導オートファジー障害の潜在的メカニズムであることを示唆した。次に,Beas2b細胞及びCS曝露COPD-気腫マウスモデルを用いて,TFEB誘導薬ゲムフィブロジルまたはフィセチンの処理により,COPDにおけるTFEBの役割を実証した。結果から,TFEB/オートファジー障害の新しいメカニズムとして,核周囲に局在するアグリソーム体におけるTFEBのCS誘導蓄積を特定した。さらに,COPD-気腫の予後に基づく治療戦略の潜在力を示した。

シソーラス用語： オートファジー ,  *転写因子 ,  *エアロゾル ,  *慢性閉塞性肺疾患 ,  *気腫 ,  封入体 ,  細胞核 ,  細胞内分布 ,  培養細胞 ,  病態モデル ,  *マウス ,  細胞内蓄積 ,  病原性 ,  カルボン酸 ,  フェノールエーテル ,  酸素複素環化合物 ,  多価フェノール ,  フラボノイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： Beas2b細胞 ,  *TFEB ,  アグリソーム ,  *たばこの煙

分類 (3件)： 呼吸器の基礎医学  (GI01020H) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (2件)： ゲムフィブロジル ,  フィセチン

タイトルに関連する用語 (11件)： マスター ,  オートファジー ,  制御因子 ,  転写因子EB ,  たばこの煙 ,  誘導 ,  障害 ,  慢性閉塞性肺疾患 ,  気腫 ,  病原性 ,  調節