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J-GLOBAL ID:201702279000692795   整理番号:17A0763526

誘電緩和によるPNIPAMミクロゲルの濃度依存性相挙動と崩壊ダイナミクス

Concentration dependent phase behavior and collapse dynamics of PNIPAM microgel by dielectric relaxation
著者 (3件):
資料名:
巻: 19  号: 23  ページ: 15433-15443  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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3つの異なる濃度を有する熱感受性ポリ-N-イソプロピルアクリルアミド(PNIPAM)ミクロゲルの誘電挙動を,10~60°Cの温度の関数として40Hz~110MHzの周波数範囲の周波数について調べた。2つの顕著な温度依存性緩和プロセスを見出した。おそい緩和は,全温度範囲にわたるセグメント運動に由来する。高速緩和は,下限臨界溶液温度(LCST)よりも低い温度での対イオンの変動およびLCST以上での界面分極に起因する。温度依存性誘電パラメータから,ミクロゲル濃度はLCSTに影響を及ぼさないが,ミクロゲル懸濁液の相挙動に影響を及ぼすと結論した。高密度系はコロイド結晶-液体転移および体積相転移を行い,希薄系は体積相転移のみを行った。界面分極理論に基づいて,構成相の電気パラメータ(ミクロゲルの誘電率,導電率,および体積分率(εpp,φ)および水κaの導電率およびミクロゲル中の水分含量fw)を花井の式を用いて計算した。さらに,2つの弛緩の熱力学パラメータを,Eyringの式から計算した。電気的および熱力学的パラメータから,ミクロゲル濃度が,体積,電荷密度,電気二重層の厚さ,およびミクロゲルのセグメントの自由度に影響を及ぼし,それによって崩壊ダイナミクスの違いが生じることがわかった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (1件):
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コロイド化学一般 

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