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J-GLOBAL ID:201702279055371949   整理番号:17A1120100

標的P2X_7R shRNA送達は交感神経発芽を減弱し心筋梗塞ラットにおける心機能不全を改善する【Powered by NICT】

Targeted P2X7R shRNA delivery attenuates sympathetic nerve sprouting and ameliorates cardiac dysfunction in rats with myocardial infarction
著者 (13件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: null  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2523A  ISSN: 1755-5914  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:心筋梗塞(MI)後の壊死領域に隣接した炎症支配交感神経発芽は,突然心臓死に至る不整脈の病因に関与しているが,関与する機構は解明されていない。P2X_7Rは重要な免疫メディエーターであるが,その役割は未だ検討されていない。【目的】,P2X_7RはNF-κBを調節し,MIを受けているラットにおける心臓交感神経再神経支配に影響するかどうかを検討した。【方法】と結果:挿入した短ヘアピンRNA(shRNA)配列を持つアデノウイルスベクターはin vivoでP2X_7Rの阻害のために採用した。心筋梗塞は,左冠状動脈結紮により誘導し,その直後に,組換えP2X_7R shRNAアデノウイルス,負のアデノウイルス(対照),または正常生理食塩水(賦形剤)は,MI領域と境界地域周辺の心筋内注射した。P2X_7Rの高レベルは,初期段階で梗塞組織で活性化された。P2X_7R RNAiの投与はAktとErk1/2リン酸化の阻害をもたらし,NF-κBおよびマクロファージ浸潤の活性化を減少させただけでなく,神経成長因子(NGF)の発現を減弱させた。NGF誘導交感神経過剰神経支配は鈍化した,チロシンヒドロキシラーゼ(TH)および成長関連蛋白質43(GAP 43)の免疫蛍光によって評価された。MI後7日目に,賦形剤投与梗塞ラットの心臓電気刺激法の不整脈スコアはMI shRNA群よりも高かった。心機能障害のさらなる改善も検出された。【結論】急性炎症反応相中P2X_7R RNAiの投与はMI後,AktおよびERK1/2経路とNF-κB活性化を阻害すると部分的に関連した交感神経過剰神経支配の過程を抑制した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学 

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