抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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イチゴ栽培において年内収量を増やすことは,収益性の向上につながり,これまで様々な花芽分化促進法が検討されてきた。‘女峰’でその効果が明らかになった間欠冷蔵処理が‘さぬき姫’の開花および収量に及ぼす影響について,処理間隔,処理回数,処理温度,育苗方法について検討した。1.‘女峰’と同様に‘さぬき姫’においても間欠冷蔵処理により頂花房の開花が早まった。2.間欠冷蔵処理の間隔と回数は2日間隔の4回処理,3日間隔の3回処理には明確な差が見られなかった。4日間隔の2回処理は,処理開始日により効果に差が見られた。3.処理温度については,13°Cより15°Cで高い開花促進効果が得られた。4.6月末から7月中旬までの挿し苗時期による効果の差は僅かであるが,遅い挿し苗時期の株に開花が遅れるものが見られた。5.6月末から7月下旬までの受け苗時期による効果の差は僅かであるが,遅い受け苗時期の株に開花が遅れるものが見られた。(著者抄録)