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J-GLOBAL ID：201702279115975790   整理番号：17A1058449

中国南部におけるサトウキビと水生生態系におけるフェニル尿素系除草剤テブチウロンの散逸,発生及びリスク評価【Powered by NICT】

Dissipation, occurrence and risk assessment of a phenylurea herbicide tebuthiuron in sugarcane and aquatic ecosystems in South China

著者 (8件)： Qian Yuan (Institute of Pesticide and Environmental Toxicology, Zhejiang University, Hangzhou 310058, China) ,  Matsumoto Haruna (Institute of Pesticide and Environmental Toxicology, Zhejiang University, Hangzhou 310058, China) ,  Liu Xiaoyu (Institute of Pesticide and Environmental Toxicology, Zhejiang University, Hangzhou 310058, China) ,  Li Shuying (Institute of Pesticide and Environmental Toxicology, Zhejiang University, Hangzhou 310058, China) ,  Liang Xiao (Environment and Plant Protection Institute, Chinese Academy of Tropical Agriculture Sciences, Haikou 571101, China) ,  Liu Yanan (Institute of Pesticide and Environmental Toxicology, Zhejiang University, Hangzhou 310058, China) ,  Zhu Guonian (Institute of Pesticide and Environmental Toxicology, Zhejiang University, Hangzhou 310058, China) ,  Wang Mengcen (Institute of Pesticide and Environmental Toxicology, Zhejiang University, Hangzhou 310058, China)
資料名： Environmental Pollution  (Environmental Pollution)
巻： 227  ページ： 389-396  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0984B  ISSN： 0269-7491  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,UPLC-QqQ-MS/MS分析と組み合わせた改良QuEChERS(迅速,容易,安価,効果的,高い耐久性,安全)法は,サトウキビ畑と周辺水生生態系におけるテブチウロンを検出するために開発した。開発された方法を示した方法論的検証は,良好な感度,再現性と精度であった。その食事と生態学的リスクの評価のために,in situでのテブチウロンの散逸と発生は,管理された現地試験と中国南部における六種の主要なサトウキビ生産地域で行われた水生環境モニタリングにより研究した。推奨用量の範囲で適用後,テブチウロンは主に土壌に分布し,その後半減期12.2 21.5日の一次速度モデルに従って散逸収穫前間隔(PHI)では,テブチウロンの発生は0.718 1.366mg/kgと0.016 0.034mg/kgであることが見出され,サトウキビと土壌であった。サトウキビにおけるテブチウロンの教師つき試験中央値残基(STMR)は,0.024mg/kgであったと食事リスク指数(RQ_d)は結果的に2.34×10~ 4と計算され,テブチウロン残基によるサトウキビの長期消費の安全性を示した。しかし,ミミズに対する1.97で最大生態学的リスク指数(RQ_e)を有していた土壌生態系に対するテブチウロンの高いリスクが認められた。サトウキビ畑周辺水環境では,テブチウロンの分布は0.007mg/Lから0.022mg/Lの範囲であり,440藻類で最大RQ_eによる水生生態系への高いリスクをもたらす無脊椎動物と魚類への低いリスクとは無関係であった。まとめると,筆者らのアプローチは残留テブチウロンのモニタリング環境のための有効なツールとして役立ち,またフェニル尿素系除草剤によってもたらされる食事と生態学的リスクの深い理解を進めている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 再現性 ,  *中国南部 ,  生態学 ,  半減期 ,  耐久性 ,  *サトウキビ ,  ミミズ類 ,  現場試験 ,  *尿素系除草剤 ,  安全性 ,  *リスク評価 ,  窒素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  硫黄複素環化合物
準シソーラス用語： 水環境 ,  水生環境 ,  *水圏生態系 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： テブチウロン ,  サトウキビ ,  散逸 ,  発生 ,  UPLC QqQ MS/MS ,  食事と生態系リスク

分類 (1件)： 農薬  (SB05030L)

物質索引 (1件)： テブチウロン

タイトルに関連する用語 (8件)： 中国 ,  サトウキビ ,  水生生態系 ,  フェニル ,  尿素系除草剤 ,  テブチウロン ,  散逸 ,  リスク評価