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J-GLOBAL ID:201702279133653424   整理番号:17A1153964

平成28年における重要なエネルギー関係事項 II エネルギー資源の利用技術の進展と研究動向 1.石油 1.6 石油類似資源

著者 (1件):
資料名:
巻: 96  号:ページ: 596-597  発行年: 2017年09月20日 
JST資料番号: F1934A  ISSN: 2432-3586  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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超重質原油の生産や研究動向に関して概観した。平成28年12月時点のルバータのオイルサンド生産量は251万B/Dであり,露天掘り法が約104万B/D,SAGD法が116万B/D,CSS法が31万B/Dである。アップグレーダーは操業中のものが110万B/Dであった。山火事により生産やプロジェクトの開発が影響を受けたが影響は限定的である。アルバータ州はオイルサンドに係る二酸化炭素排出の上限を設ける法案を提出し,生産者は対策に乗り出している。ベネズエラの原油生産は,OPECの見解では減産が続いている様で,これは経済状況の悪化等複雑な背景がある様である。またベネズエラは軽質・中質原油を輸入して,超重質油・重質油を希釈して販売するが,この原油の輸入が困難なようである。日本ではビチューメンの超臨界水改質を目指すJOGMECプロジェクトが小規模実証実験を終了した。研究動向としてはオイルサンドではGHG排出削減に関する研究が多く,特にSAGD法に関する研究が盛んで,電気予熱法がこれに続いた。アップグレーディングでは水素製造に関するメタン改質と水力発電の比較,精製過程で生じるアスファルテンの分離法等が研究された。分析関連ではFT-ICR MSによるアスファルテンの分析,アスファルテンの構造解析のためのルテニウムイオン接触分解とFT-ICR MSを組み合わせた研究等があった。
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分類 (5件):
分類
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油田,ガス田;油,ガス資源  ,  採油,採ガス一般  ,  石油工業一般  ,  エネルギー消費,省エネルギー  ,  石油精製一般 
引用文献 (25件):
  • Alberta Oil Sands Industry Quarterly Update Winter 2016
  • JOGMEC 石油・天然ガス資源情報,2016/9/30, https://oilgas-info.jogmec.go.jp/report_pdf.pl?pdf=1609_c_ca_oilsand%2epdf&id=7817
  • JOGMEC 石油・天然ガス資源情報,2016/12/7, https://oilgas-info.jogmec.go.jp/report_pdf.pl?pdf=1612_l_ve_production%2epdf&id=7880
  • Lazzaroni, E. F. et al., Appl.Energy, 181,435
  • Syed, A. H. et al., J. Petrol. Sci. Eng., 146, 866
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