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J-GLOBAL ID:201702279178275197   整理番号:17A1124070

ヒドロキシアパタイトへの高結合性を持つN,N′-dibisphosphonateエチレンジアミン誘導体と白金(II)錯体の合成と細胞毒性【Powered by NICT】

Synthesis and cytotoxicity of N,N′-dibisphosphonate ethylenediamine derivatives and platinum(II) complexes with high binding property to hydroxyapatite
著者 (4件):
資料名:
巻: 457  ページ: 46-52  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0620A  ISSN: 0020-1693  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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一連のN,N′-dibisphosphonateエチレンジアミン誘導体(L1L6)とそれに対応するジクロロ白金(II)錯体(1 6)は元素分析,~1H NMR,~13C NMR,~31P NMR,及びHRMSスペクトルによってキャラクタライズした。化合物L1L6および1 6のin vitro抗腫瘍はCell Counting Kit-8とWST-8アッセイにより試験し,白金錯体1 6は培養72時間後のシスプラチンに匹敵する細胞毒性を有するSKOV3およびMG-63,特に複合体2(R=CH_3,n=0~2)に対する白金化合物L1L6よりも高い細胞毒性効果を示したことを示した。錯体1 6はhFOB1.19正常細胞よりもMG-63腫瘍細胞に対する細胞毒性に高度に選択的であった。in vitroでのヒドロキシアパタイト結合試験は,錯体1および2は,シスプラチン(K′<0.1)とゾレドロナート(K′=2.8)より骨ヒドロキシアパタイトに対してより高い親和性(K’=4.2および3.5)を示したことを明らかにした。フローサイトメトリーの結果に基づいて,錯体2は,シスプラチンに類似したアポトーシス効果による細胞死,ゾレドロネートとは異なって誘導した。代表的錯体2はその後のin vivo研究のための有望な骨抗腫瘍剤であることが証明されている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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白金族元素の錯体 

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