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J-GLOBAL ID:201702279239631702   整理番号:17A1102645

可飽和吸収体として酸化コバルトナノキューブを用いた受動Q-スイッチング型エルビウムドープ・ファイバーレーザー

Passively Q-switched erbium-doped fibre laser using cobalt oxide nanocubes as a saturable absorber
著者 (9件):
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巻: 64  号: 13-15  ページ: 1315-1320  発行年: 2017年08月20日 
JST資料番号: D0250A  ISSN: 0950-0340  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Q-スイッチングは,短く,エネルギーの高いパルス列を生成するための一般的な方法である。近年,Q-スイッチング型エルビウムドープ・ファイバーレーザー(EDFL)は材料加工,センシングおよび医療を含む多くの分野への応用が期待されるので,強い関心が持たれている。これらのファイバーレーザーは,通常,能動的または受動的な技術のいずれかによって得られる。能動的な技術では,Q-スイッチパルスを生成するために外部電源によって駆動される変調器を使用する。一方,受動的なQ-スイッチングは,通常,可飽和吸収体(SA)をレーザーキャビティ内に配置することによって実現される。従って,一般的に,受動Q-スイッチング法は付加的なスイッチングエレクトロニクスを必要とする能動的な方法よりも,より有用で,費用効果が高い。これまでに,幾つかの種類のSAが受動Q-スイッチング法に導入されており,半導体SAミラー,遷移金属ドープ結晶,カーボンナノチューブ,グラフェンや遷移金属ジカルコゲナイドなどの2次元ナノ材料が含まれている。これらのナノ粒子は,優れた量子閉じ込め,強いイオン結合および層間相互作用の欠如のために適している。本稿では,SAとして酸化コバルトナノキューブを用いた受動Q-スイッチング型エルビウムドープ・ファイバーレーザー(EDFL)の特性を評価した結果を報告する。本研究で作製したレーザーは,Co3O4をSAとして用いた最初のQ-スイッチ型ファイバーレーザーである。励起光強度の増大に伴って,Q-スイッチング動作の繰り返し速度は29.8から70.92kHzに増加し,パルス幅は10.9から5.02μsに減少することが分かった。これらの結果から,採用したCo3O4は,費用効果の高いQ-スイッチEDFLにおけるSAとして優れた光学特性を有することが明らかになった。
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分類 (2件):
分類
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固体レーザ  ,  光導波路,光ファイバ,繊維光学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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