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J-GLOBAL ID：201702279253081593   整理番号：17A1734586

茨城県産緑茶についてのSPME法による分析と評価

著者 (4件)： 渡邉光子 (茨城キリスト教大 大学院生活科学研究科) ,  川上美智子 (茨城キリスト教大 大学院生活科学研究科) ,  飯島健志 (茨城キリスト教大 大学院生活科学研究科) ,  桑原隆行 (茨城キリスト教大 大学院生活科学研究科)
資料名： 茨城キリスト教大学大学院生活科学研究科紀要  (Journal of the Graduate School of Life Sciences, Ibaraki Christian University)
巻： 4  ページ： 15-38  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： F1935A  ISSN： 2188-0174  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 茨城県産緑茶の新茶の香りの解明を目的に,2015,2016年度の県内産緑茶9種および対照として埼玉,静岡,京都,福岡,佐賀,熊本,鹿児島各県の16種,計25試料について,その芳香成分をSPME法で捕集し,GC-MS分析した。測色と官能検査の結果も踏まえ,茨城県産緑茶の特徴は以下であった。1)海苔様の香りであるジメチルスルフィドの含有量が高かった,2)青葉系の(Z)-3-ヘキセノールとそのエステル類が重要成分として確認された,3)成分組成自体は他県産茶っと大きな差は見られなかった一方で,県内の北限である奥久慈茶は他県産茶にない独特の芳香成分組成を示し,カロチノイドと脂肪酸誘導体の含有比が高い特徴が見られた,など。

シソーラス用語： 食品成分 ,  *食品分析 ,  茨城県 ,  *緑茶 ,  固相抽出 ,  GC-MS分析 ,  比較試験 ,  地域差 ,  *芳香成分 ,  脂肪族化合物 ,  スルフィド
準シソーラス用語： 固相マイクロ抽出

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  アルカロイドし好飲料  (FJ06030D)

物質索引 (2件)： (Z)-3-ヘキセノール ,  ジメチルスルフィド

タイトルに関連する用語 (5件)： 茨城 ,  緑茶 ,  SPME ,  分析 ,  評価