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J-GLOBAL ID:201702279262541579   整理番号:17A0864370

モモの赤果肉障害発生に及ぼす開花期の影響

Effect of Flowering Time on Occurrence of Reddish Pulp in the Peach
著者 (8件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 145-150(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 2189-0102  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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モモの赤果肉障害は,モモ生産における最も問題な障害の一つで,元々白色果肉であるものが,果肉が柔らかくなるのに伴ってピンク色~赤色に変色するものである。赤果肉障害の発生率と開花期との関係を明らかにするため,モモ品種‘紅清水’及び‘清水白桃’の,開花期の異なる果実での赤果肉障害の発生を,3栽培年にわたって調査した。その結果,いずれの栽培年,品種とも,赤果肉障害果実の発生率は,開花期が遅い果実に比べて,早い果実で高かった。赤果肉障害の症状が発生する前の6月23日~7月8日に採取した未熟な果実のペクチンとホウ素の含量を分析した結果,開花期が早い果実と遅い果実の間のペクチン含量には統計的な有意差は見られなかった。これに対して,果肉のホウ素含量は,‘紅清水’の4月11日に開花した開花期の遅い果実と比べて,4月1日に開花した開花期の早い果実で有意に低かった。加えて,開花期が早い果実では総ポリフェノール含量が有意に高く,赤果肉障害発生果実の特徴の一つであった。本研究結果から,開花期が赤果肉障害の発生に大きな影響を及ぼすこと,この障害が遅く開花した果実と比べて早く開花した果実で発生しやすいことが示された。赤果肉障害発生,ホウ素欠乏,ペクチン含量,総ポリフェノール含量の増加との間の関連性について検討を加えた。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (4件):
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果樹  ,  植物の生理的障害一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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