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J-GLOBAL ID:201702279352632792   整理番号:17A0561852

檳榔子抽出物が誘導するオートファジーは口腔扁平上皮癌細胞におけるシスプラチン毒性の減少に寄与する 活性酸素種/AMPKシグナリングの役割

Autophagy Induced by Areca Nut Extract Contributes to Decreasing Cisplatin Toxicity in Oral Squamous Cell Carcinoma Cells: Roles of Reactive Oxygen Species/AMPK Signaling
著者 (10件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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檳榔子の咀嚼は口腔扁平上皮癌(OSCC)と密接に関連する。本研究は,OSCC細胞における檳榔子抽出物(ANE)とシスプラチン毒性の間の潜在的関連を調べることを狙った。OSCC細胞(Cal-27およびScc-9)の生存とアポトーシスをANEおよび/またはシスプラチンによる処理後に解析した。オートファジーおよびAMP活性化タンパク質キナーゼ(AMPK)シグナリングネットワークと関連するタンパク質の発現を評価した。筆者らは檳榔子の咀嚼習慣を持つ進行したOSCC患者がより高いLC3発現とより悪い予後を呈することを明らかにした。ANEの遷延した処理(6日,3μg)後,活性酸素種(ROS)が仲介するオートファジーが誘導された。シスプラチン毒性(IC50,48時間)はANE処理(6日,3μg)後,OSCC細胞において低下した。シスプラチン毒性は3-メチルアデニン(3-MA),N-アセチル-L-システイン(NAC),あるいは化合物Cの前処理によるオートファジーの逆転により増強できた。切断型ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(cl-PARP)および切断型カスパーゼ3(cl-カスパーゼ3)はシスプラチン存在下のANE処理OSCC細胞において下方調節され,それもNACおよび化合物Cにより逆転した。併せて,ANEはオートファジーを誘導することによりOSCCのシスプラチン毒性を減ずることができ,それにはROSおよびAMPK/mTORシグナル経路が関与する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  発癌機序・因子 
タイトルに関連する用語 (11件):
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