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J-GLOBAL ID：201702279406560945   整理番号：17A0598342

3状態アンサンブルモデルを超える: 一般的な場合に対する電子の化学ポテンシャルとFukui関数

Going beyond the three-state ensemble model: the electronic chemical potential and Fukui function for the general case

著者 (5件)： Franco-Perez Marco (Department of Chemistry, McMaster University, Hamilton, Ontario L8S 4M1, Canada. [e-mail]) ,  Heidar-Zadeh Farnaz ,  Ayers Paul W. ,  Gazquez Jose L. ,  Vela Alberto
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 18  ページ： 11588-11602  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グランドカノニカル集団を使用して,かなり多くの数の基底状態と励起状態の一般的な場合における化学ポテンシャルに対する解析式とFukui関数の誘導を示す。このようにして得た表現より,これらの量における温度の影響を解析するために通常用いてきた3つの連続する基底状態のアンサンブルが,化学的に興味のある温度におけるそれらに対する満足できる記述を与えることを証明できる。それにもかかわらず,例えば,N+k及びN+k+1(Nは電子数)の基底状態が(ほぼ)準縮退であるとき,あるいは(基準状態に関する)アニオンとカチオンの両方の第一励起状態が非常に低いエネルギーであるときのように,状況を注意深く考慮しなくてはならない場合がある。いくつかの銅化学種の非常に低い励起状態は比較的低温(約2000K)における化学反応性に寄与できることを示すために,いくつかの基底状態と励起状態により構成されるいくつかの選択したアンサンブルモデルを用いて,(基準状態としてCu⁺の基底状態を用いた)銅原子に対する結果を示す。関連する側面は,その一般性に起因して本方法は極限条件下における化学種の反応性を調べる新しい方法を与えることである。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： シミュレーション ,  解析モデル ,  *関数 ,  *密度汎関数法 ,  *統計集団 ,  *化学ポテンシャル ,  基底状態 ,  励起状態 ,  集合 ,  温度依存性 ,  縮退 ,  アニオン ,  カチオン ,  エネルギー ,  化学種 ,  反応性 ,  金属イオン ,  銅化合物 ,  原子 ,  低温 ,  限界条件 ,  極限
準シソーラス用語： *Fukui関数 ,  アンサンブル ,  アンサンブル・モデル ,  *カノニカル集団 ,  温度効果 ,  化学反応性 ,  極限環境 ,  銅イオン

分類 (1件)： 分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： アンサンブルモデル ,  電子 ,  化学ポテンシャル ,  Fukui関数