抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ヘテロレプチック両親媒性トリス(フタロシアニナト)ユウロピウム三重層錯体,(Pc)Eu{Pc[(OC_2H_4)3OCH_3]8}Eu{Pc[(OC_2H_4)3OCH_3]8}(1)を成功裏に設計し,合成した。サンドイッチ型フタロシアニナト三重層における二フタロシアニン環の周辺に付着した親水性ポリオキシエチレン置換基は溶解度を増加させ,膜形成能を改善するが,重要なことに適したHOMOとLUMOエネルギー準位を確実にし,このようにして両親媒性両極性有機半導体を実現することに成功した。錯体の溶液処理薄膜は簡単で安価な準Langmuir-Shaefer(QLS)法によって調製した。重要なことに,30Sの動的曝露期間内で,50 500ppbとp型応答の範囲で電子受容性ガスNO_2に5 25ppmの範囲で電子供与性ガスNH_3に高度に敏感で,安定で,再現性のあるn型応答は最初の大きな比表面積と良好な膜電気伝導率を有するJ-凝集モードで最適化された分子充填に依存して,室温で1のQLS膜に基づき,明らかにした。QLS膜の応答は全て直線的に0.06%ppb 1と0.17%ppm 1の良好な感度とNO_2またはNH_3と相関し,それぞれ,化学センサの分野でのフタロシアニン希土類三階建錯体の大きな可能性を示している。本研究の結果は,低コストの溶液ベースの方法と組み合わせた分子設計による高性能室温ガスセンサを得るための新しい戦略を提供する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】