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J-GLOBAL ID:201702279538170439   整理番号:17A0789602

年間降水量の初期流出量と捕集率に関する考察

Discussion about initial runoff and volume capture ratio of annual rainfall
著者 (4件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 1764-1772  発行年: 2016年 
JST資料番号: A0070A  ISSN: 0273-1223  CODEN: WSTED4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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初期流出は,1回の降雨事象に基づく概念であり,年間降雨量捕捉率(VCRa)は,年間降雨量統計に基づく値である。両者とも雨水施設の規模を決定する基本的なパラメータである水質量(WQV)の算出と連動している。初期流出とVCRaとの関係について理解を深めることは,初期流出基準が幅広い適用性を持たない主な理由と,異なる地域で適切な設計基準を得るための主なポイントをよりよく理解するのに役立つ。本稿では,First flush(FF)と初期流出の不確実性,中国における設計降水深度の分布,初期流出とVCRaの概念的および数値的関係の影響を系統的に解析した。FF係数と初期流出の不確かさ分析では,FF係数bの分布はガウス分布の式によく一致し,場所特異的および汚染物質固有の特性が反映されている。中国における85%VCRaに向けた設計雨量の分布図が作成され,地域間の劇的な違いをより明確にした。異なる強度の降雨事象と気候,地形および地形特性との間の比例関係は,設計降雨深度の分布の主な原因とみなされる。初期流出基準のVCRaは,特に南東部では限られていることが判明し,VCRaの地域差は,設計降雨深さが8~10mmより少ないときは小さく,これより大きくなると減少することが証明された。上記の分析は,より経済的かつ効率的な流出による汚染を捕獲する方法,および場合によっては,雨水の管理方法と技術を探索するための最初のステップにある開発途上国のための科学的かつ実現可能な流出による汚染制御戦略の策定に有益であろう。
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分類 (1件):
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気象学一般 
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