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J-GLOBAL ID：201702279544480968   整理番号：17A1638541

アフリカ南部に固有の鳥類捕食者におけるPCBとDDTの血中濃度:生息地,電気変圧器と食事との関連【Powered by NICT】

Blood concentrations of PCBs and DDTs in an avian predator endemic to southern Africa: Associations with habitat, electrical transformers and diet

著者 (6件)： Garcia-Heras Marie-Sophie (FitzPatrick Institute of African Ornithology, DST-NRF Centre of Excellence, University of Cape Town, Private Bag X3, Rondebosch 7701, South Africa) ,  Arroyo Beatriz (Instituto de Investigacion en Recursos Cinegeticos (IREC), CSIC-UCLM-JCCM, Ronda de Toledo 12, 13071 Ciudad Real, Spain) ,  Simmons Robert E. (FitzPatrick Institute of African Ornithology, DST-NRF Centre of Excellence, University of Cape Town, Private Bag X3, Rondebosch 7701, South Africa) ,  Camarero Pablo R. (Instituto de Investigacion en Recursos Cinegeticos (IREC), CSIC-UCLM-JCCM, Ronda de Toledo 12, 13071 Ciudad Real, Spain) ,  Mateo Rafael (Instituto de Investigacion en Recursos Cinegeticos (IREC), CSIC-UCLM-JCCM, Ronda de Toledo 12, 13071 Ciudad Real, Spain) ,  Mougeot Francois (Instituto de Investigacion en Recursos Cinegeticos (IREC), CSIC-UCLM-JCCM, Ronda de Toledo 12, 13071 Ciudad Real, Spain)
資料名： Environmental Pollution  (Environmental Pollution)
巻： 232  ページ： 440-449  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0984B  ISSN： 0269-7491  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機塩素化合物(OCs)のような難分解性汚染物質は個体群減少鳥類捕食者の原因として注目されている。OC汚染のパターンを理解することは,影響を受けた種の保存に重要である,アフリカの猛禽類にこれらの脅威にほとんど知られていない。ここで筆者らは,南アフリカ,ブラックHarrier Circus maurusに固有の絶滅危惧捕食者におけるOC濃度を報告した。血液試料は南西部南アフリカの野生雛(n=90)と成人(n=23)から2012 2014で収集した,農業と都市化は1950年代から急速に発展してきた。ポリ塩化ビフェニル(ΣPCB)とジクロロジフェニルトリクロロエタン(ΣDDT,p,p’-DDT+p,p′-DDE)が個々の試料の79%と84%でそれぞれ検出され,人口統計学的グループ間の濃度を変えることであった:雛は,大人よりかなり高いΣPCBとp,p’-DDT濃度を持っていたが,成人は雛よりも高レベルのp,p’-DDEであった。ΣPCBのレベルは,変圧器密度,活性巣周辺の変圧器の数と電力の尺度を指標とした有意に増加した。は他の野生生物におけるΣPCB曝露リスクを評価するための有用なツールとして本指数を提案した。p,p’-DDEのレベルは増殖領域内の湿地の割合と,飼料における鳥類バイオマスの割合も有意に増加した。会合はOCレベルと営巣地の保護地域状態の間では認められなかった。汚染物質の生理的影響は,より高いp,p’-DDTレベルと共に増加した白血球数で明らかになった。偽好酸球とリンパ球比は,より高いΣPCBレベルと共に増加し,汚染された個体における増加した生理的ストレスと免疫低下を示唆した。著者らの結果は,OCsは絶滅の危機に瀕したブラックHarriersへの関心,ならびに他の同所性捕食者の現在の原因であることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *アフリカ ,  野生生物 ,  *血中濃度 ,  個体群 ,  湿地 ,  *捕食者 ,  *変圧器 ,  成人 ,  バイオマス ,  都市化 ,  南アフリカ共和国 ,  残留性有機汚染物質 ,  繁殖地 ,  生物絶滅 ,  芳香族塩素化合物 ,  オレフィン化合物

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (1件)： p,p′-DDE

タイトルに関連する用語 (10件)： アフリカ南部 ,  固有 ,  鳥類 ,  捕食者 ,  PCB ,  DDT ,  血中濃度 ,  生息地 ,  変圧器 ,  食事