文献
J-GLOBAL ID:201702279550095668   整理番号:17A1190544

Ixodes scapularis derived細胞株で検出された推定RNAウイルス配列【Powered by NICT】

Putative RNA viral sequences detected in an Ixodes scapularis-derived cell line
著者 (20件):
資料名:
巻:号:ページ: 103-111  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3237A  ISSN: 1877-959X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ダニは種々の微生物,そのうちのいくつかは,ヒトと動物の病原菌として作用を持っている。ゲノムシークエンシング技術の最近の進歩は,ダニに存在する広範囲の以前に認識されていない微生物のことを明らかにした。ダニから確立された連続細胞株は,このような微生物の単離に重要な役割を果たす可能性があるが,ダニ細胞自身が共生微生物を持っていることが知られている。本研究は最も頻繁に使用されるダニ細胞株の一つ,ISE6,クロアシダニの胚Ixodes scapularis由来の培養上清で検出された推定RNAウイルス配列を特性化することを目的とした。培養上清から精製したウイルス粒子はRNA抽出,次いでIllumina配列決定に用いた。リードはde novo集合し,得られたコンティグはtBLASTx探索による注釈された。結果は,ISE6細胞における系統的に明瞭な四系統の少なくとも五推定ウイルス配列であることを示唆した。,I.scapularis iflavirusと命名されたISE6細胞中の主要なウイルス配列は,イフラウイルス科,節足動物感染ウイルス群のメンバーであった。ブニヤウイルス科のLおよびMセグメント,五の既知の属に分類できない,とショウジョウバエAウイルスに関連する潜在的カプシド蛋白質を同定した。これらの以前に認識されていないウイルスに加えて,ISE6がI.scapularis関連ウイルス-1の推定ゲノム配列,I.scapularis自体の最近のメタゲノム研究で報告されているを持っていることが明らかになった。すべての五個の推定ウイルス配列は,ISE6細胞と培養上清の両方でRT PCRにより検出した。電子顕微鏡解析は,ISE6細胞の培養上清中の変化する直径50~70nmの球状ウイルス粒子の存在を示した。ダニにおけるISE6関連ウイルスの潜在的役割を調べるためにさらなる研究が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物の生態  ,  分子遺伝学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る