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J-GLOBAL ID：201702279692345889   整理番号：17A0515474

日本の古脊椎動物学の進展-最近の40年間を中心として-

著者 (1件)： 冨田幸光
資料名： 化石  (Fossils)
号： 101  ページ： 5-18  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： L2430A  ISSN： 0022-9202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1980年代以降,中生代恐竜や哺乳類化石の発見が相次ぎ日本の古脊椎動物学(VP)は大きく進展した。国内外の学会におけるVPに関する論文の発表件数,比率ともに年々増加している。VP研究者の増加やVP化石発見に伴う各地の博物館が果たす役割などを解説した。また,分岐分類学や系統解析,同位体分析など最近採用されている多様な研究手法や研究技術のレベルアップについて紹介した。併せて恐竜,哺乳類はじめ脊椎動物分類群ごとに最近の研究の進展についてレビューした。

シソーラス用語： *脊椎動物 ,  *古生物学 ,  恐竜 ,  海洋動物 ,  カエル ,  齧歯類 ,  カメ類 ,  ペリカン類 ,  カレイ類 ,  クジラ類 ,  鮮新世 ,  始新世 ,  *動物化石 ,  生物分類 ,  系統発生 ,  同位体分析 ,  ゾウ ,  博物館
準シソーラス用語： ナウマンゾウ ,  海生哺乳類 ,  古脊椎動物学 ,  国立科学博物館 ,  分岐分類学

分類 (1件)： 古生物学一般  (DE03010V)

引用文献 (169件)：

• Aoki, R., 1983. A new generic allocation of Tomistoma machikanense, a fossil crocodilian from the Pleistocene of Japan. Copeia, 1983, 89-95.
• 荒木英夫. 1980. 宮城県気仙沼市より軟骨魚類ヘリコプリオン属化石の発見. 地質学雑誌, 86, 135-137.
• 足寄動物化石博物館, 2000. 足寄動物化石博物館紀要, 第1号, 172p.
• 足寄動物化石博物館, 2001. 足寄動物化石博物館紀要, 第2号, 34p.
• Azuma, Y., Arakawa, Y., Tomida, Y. and Currie, P. J., 2002. Early Cretaceous bird tracks from the Tetori Group, Fukui Prefecture, Japan. Memoir Fukui Prefectural Dinosaur Musseum, 1, 1-6.

タイトルに関連する用語 (3件)： 日本 ,  古脊椎動物学 ,  進展