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J-GLOBAL ID:201702279703221409   整理番号:17A1086738

肝臓における成長ホルモンとインスリン様成長因子Iの役割

The Role of Growth Hormone and Insulin-Like Growth Factor-I in the Liver
著者 (1件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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成人の成長ホルモン欠乏(GHD)では代謝異常を特徴とする症状が引き起こり,内臓肥満,生活の質の低下,および死亡率の増加が関連してみられる。成人GHD患者は,非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)/非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の罹患率が増加し,成長ホルモン(GH)補充療法がこれらの状態を改善することが示されている。GHインスリン様成長因子-I(IGF-I)軸の減少は,一般的なNAFLDの進行と密接に関連することが示されており,これらのホルモンが肝臓を維持するために生理学的役割を果たしていることが示唆される。NASHは,脂肪症に加えて,炎症,壊死および線維症を組織学的に証明している(一部の症例で肝硬変および肝細胞癌に進行することがあるため,重篤な疾患である)。線維症は患者の予後を決定するが,線維症に対する有効な治療は極めて重要であるにもかかわらずまだ確立されていない。最近の研究によれば,肝臓におけるGHおよびIGF-Iの本質的役割が明らかになってきた。GHは内臓脂肪を大幅に減少させ,NAFLDの発症に重要な役割を果たす。さらに,GHは,肝細胞における脂質生成を直接減少させる。IGF-Iは,細胞の老化を誘導し,肝星状細胞を不活性化し,したがって線維症を改善する。IGF-Iで処理すると,NASHおよび肝硬変の動物モデルを改善することが示されており, これらの症状においてIGF-Iを臨床応用できる可能性を示唆している。本研究のレビューでは,肝臓におけるGHおよびIGF-Iの重要な役割,それらの基礎となるメカニズム,および潜在的な治療的適用に焦点を当てる。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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肝臓  ,  消化器の疾患  ,  内分泌系の疾患  ,  ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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