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J-GLOBAL ID:201702279719790462   整理番号:17A1604806

2,4-ジピラゾリル-1,3,5-トリアジン誘導体の鉄(II)錯体- 金属イオンスピン状態に対する配位子幾何構造の影響

Iron(II) Complexes of 2,4-Dipyrazolyl-1,3,5-triazine Derivatives-The Influence of Ligand Geometry on Metal Ion Spin State
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巻: 56  号: 15  ページ: 8817-8828  発行年: 2017年08月07日 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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2,4-ジピラゾリル-1,3,5-トリアジン(bpt)配位子(L)の鉄(II)錯体[Fe(bpt)2][BF4]2を合成した。この錯体は,配位子が立方晶系アレイをなす理想的D2d対称性の配位からは大きく歪んだ構造を示して,3~300Kで高スピン状態を維持し,スピンクロスオーバ(SCO)挙動を示さなかった。この結果は各種bpt置換体の場合も同様であった。関連するL=2,6-ジ(ピラゾール-1-イル)ピリジン(bpp),2,6-ジ(ピラゾール-1-イル)ピラジン(bpyz)および2,6-ジ(ピラゾール-1-イル)ピリミジン(bpym)による[FeL2]2+がいずれもSCO挙動を示すのと対比的な結果であり,この相違は配位子の電子構造の差では無く,配位子の極く僅かな立体配置の差(バイト角差1.3°)がFe-N結合を弱化することに起因すると推定した。
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分類 (4件):
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鉄の錯体  ,  トリアジン  ,  鉄族元素の錯体の結晶構造  ,  相転移・臨界現象一般 
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