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J-GLOBAL ID:201702279769529571   整理番号:17A1188628

予後指標としてのTPX2と明細胞腎細胞癌における潜在的な治療標的【Powered by NICT】

TPX2 as a prognostic indicator and potential therapeutic target in clear cell renal cell carcinoma
著者 (10件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 286-293  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3220A  ISSN: 1078-1439  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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目的はXklp2(TPX2)の標的蛋白質であることを用いて組織学と腫瘍学的転帰明細胞腎細胞癌(ccRCC)に関連するかどうかを決定した。癌ゲノムアトラス(TCGA)と制度組織マイクロアレイ(TMA)。TCGAから得られた臨床病理学的データはccRCCと診断された415試料から成った。TMAはccRCCの根治的腎摘出術を受けた207名の患者の腫瘍から構築した。TMAの免疫組織化学によるTPX2発現は尿生殖器病理学者により評価した。臨床データを抽出し,TMAコアと関連していた。TPX2とオーロラA mRNA共発現は,TCGAコホートで評価した。全生存(OS),癌特異的生存率,無再発生存率(RFS)はKaplan-Meier法とログランク統計を用いて解析した。単変量と多変量解析はCox比例ハザードモデルを用いて行った。TCGAコホートの追跡期間の中央値は3.07年であった。オーロラAとTPX2mRNA共発現は有意に相関した(ピアソン相関=0.918)。TPX2の高mRNA発現は進行した段階,転移,貧弱なOSとRFSと関連していた。TMAコホートの追跡期間の中央値は5.3年であった。,第七十五パーセンタイル以上の染色強度として定義される上昇TPX2蛋白質発現は47/207(22.7%)患者で同定された。TPX2免疫染色は貧弱なOS(P=0.0327,53%5年死亡率),癌特異的生存率(P<0.01,47.8%5年間の癌特異的死亡率),RFS(P=0.0313,73.6%,5年再発率),グレード,Tステージ,および転移と関連していた。多変量解析では,RFS(ハザード比=3.62(1.13 11.55),P=0.029)の独立した予測因子として上昇した発現を示した。,Aurora-Aの調節因子TPX2はccRCCの高グレードおよびステージと関係する,再発の独立した予測因子であることを示した。ccRCC生物学におけるその役割と治療標的としての可能性を試験する更なる研究が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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泌尿生殖器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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