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J-GLOBAL ID:201702279781312049   整理番号:17A0598506

Tps1阻害剤の開発のための潜在的リード候補としてのトレハロース-6-リン酸:広範な酵母種におけるトレハロース生合成経路からの洞察

Trehalose-6-Phosphate as a Potential Lead Candidate for the Development of Tps1 Inhibitors: Insights from the Trehalose Biosynthesis Pathway in Diverse Yeast Species
著者 (5件):
資料名:
巻: 181  号:ページ: 914-924  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: E0344C  ISSN: 0273-2289  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Candida albicansにおいて,トレハロース-6-リン酸ホスファターゼ(Tps2)遺伝子欠損により,トレハロースの代わりにトレハロース-6-リン酸(T6P)が蓄積されて,熱安定性が著しく低下したことから,実験モデルとしてSaccharomyces cerevisiae,C.albicans及びC.tropicalisを使って,T6Pがトレハロース-6-リン酸シンターゼ(Tps1)活性を阻害できるかどうかを調べた。熱ストレスはトレハロース蓄積を誘導しTps1活性を増加させたが,T6Pの添加により,S.cerevisiae,C.albicans及びC.tropicalisにおけるTps1活性誘導は,それぞれ0,50及び60%に低下した。S.cerevisiaeにおいて,T6PはTps1の非拮抗阻害剤であった。又,S.cerevisiae及び他の病原性微生物との間のアミノ酸配列及び機能とin vitroにおけるTps1活性に及ぼすT6Pの阻害効果に相関が見られた。
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分類 (4件):
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生物学的機能  ,  微生物の生化学  ,  酵素一般  ,  代謝と栄養 
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