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J-GLOBAL ID：201702279812716115   整理番号：17A1233860

酵素安定性活性トレードオフの評価【Powered by NICT】

An appraisal of the enzyme stability-activity trade-off

著者 (1件)： Miller Scott R. (Division of Biological Sciences, The University of Montana, Missoula, Montana, 59812)
資料名： Evolution  (Evolution)
巻： 71  号： 7  ページ： 1876-1887  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0460A  ISSN： 0014-3820  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 進化生理学における長年のアイデアは,酵素は安定性と活性の間のトレードオフのため,高及び低両温度で性能を最適化できないことである。良く特性化された例で観測された安定性-活性トレードオフが,そのようなトレードオフは,物理化学的制約条件により課せられるされていない。このトレードオフの広がりをより良く理解するために,文献検索により同定された精製オーソロガス酵素の比較生化学的研究のための安定性-活性の関係を調べた。この関係の性質は研究間で大きく変化した。特に,低平均同義ヌクレオチド配列を持つ酵素の研究した安定性と活性の間で予測された負の相関を示す可能性が低かった。同様に,安定性-活性関係の指向性進化研究の調査は,これらの特性はほぼ同じであるが表現型的に分岐した酵素の中でしばしば脱共役することを示した。これは高い平均配列多様性を持つ酵素の研究のためのしばしば報告された推定トレードオフは,いくつかのケースで代わりに選択されていない環境における酵素機能の経時的変性ではなく,熱適応の直接的な影響の結果である可能性があることを示唆した。結果は酵素適応時の安定性-活性トレードオフの一般的主張に対する注意。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 表現型 ,  最適化 ,  比較生化学 ,  キャラクタリゼーション ,  ヌクレオチド配列 ,  生理学 ,  物理化学 ,  *酵素 ,  文献検索
準シソーラス用語： 脱共役 ,  定向進化 ,  *酵素安定性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 適応 ,  条件付き中立性 ,  指向性進化 ,  酵素安定性 ,  多面発現 ,  蛋白質進化 ,  トレードオフ

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  酵素の応用関連  (EB09100B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 酵素安定性 ,  活性 ,  トレードオフ ,  評価