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J-GLOBAL ID:201702279843682862   整理番号:17A1700805

冬季のチリ北部におけるアンチョベータ仔魚(Engraulis ringens)の成長と死亡率,及び沿岸海況との関連性

Growth and mortality of larval anchoveta Engraulis ringens, in northern Chile during winter and their relationship with coastal hydrographic conditions
著者 (9件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 603-614  発行年: 2017年11月 
JST資料番号: W1562A  ISSN: 1054-6006  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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チリ北部,アントファガスタ(23°41′W~70°30′S)の湾沖の沿岸海域において,2014年の南半球冬季に隔週で採集しアンチョベータ(Engraulis ringens)について,仔魚の成長,年齢,成長効果,及び瞬間死亡率の推定を行った。標準体長(SL)の測定と扁平石の微細構造分析により,E.ringens仔魚の成長速度は6月から8月に減少した(0.85mm/日)(0.50mm/日)と推定された。しかしながら,サンプリング当日の水温(14.6,15.2,14.4,及び14.6°C)は同じであったことから,仔魚の成長低下は海水温の変化とは関連性がないことが示唆された。さらに,成長が早い同種と比較して,成長が遅い仔魚は大きな耳石を有していた(成長効果)。仔魚の死亡率は7月中旬まで減少する傾向にあったが(0.18/日),8月上旬に1日に0.25に増加し,このことは低い餌料利用性(すなわち,クロロフィル-a,2.7~5.6mg/m-3)及び小型の仔魚の高頻度の出現(1.58~11.5 mm)と一致した。部分最小二乗分析により,生物学的変数と海洋学的変数間に低い共分散が示されたことから(PLS: 11.71%),配偶子効果のような他の因子により仔魚の成長速度の急激な減少は説明できる可能性が示唆された。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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魚類  ,  個体群生態学  ,  沿岸海洋物理学 
引用文献 (50件):
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