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J-GLOBAL ID:201702279875671813   整理番号:17A0763172

水中におけるポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)立体異性体の溶液挙動 分子動力学シミュレーション研究

Solution behaviour of poly(N-isopropylacrylamide) stereoisomers in water: a molecular dynamics simulation study
著者 (2件):
資料名:
巻: 19  号: 19  ページ: 11892-11903  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド),PNIPAMの水親和性は,アイソタクチック性の増加とともに疎水性が上昇するので,立体規則性によって調整される。この実験的証拠に基づいて,1.6%w/w高分子水溶液中,希薄および半希薄状態の中間条件のPNIPAM立体異性体の対の原子論的分子動力学シミュレーションを行って,アタクチック及びアイソタクチックリッチなPNIPAMの溶液挙動および水和を,下限臨界溶液温度LCSTの下と上で比較して調べた。Bernoulliダイアド分布を仮定して構築されたメソダイアドの含量,mが45%および59%の30量体は,その立体化学組成が実験的に特性化されたPNIPAM立体異性体のものに対応するので,モデルとして使用した。LCST以下の283Kでのシミュレーション結果は,鎖のサイズに及ぼす立体規則性のわずかな影響を示すが,実験結果と一致して,メソ-ダイアドリッチ系の鎖間会合のより高い傾向を示す。鎖間の結合は,疎水性相互作用のために形成され,水素結合水分子の層によって安定化され,その移動度は無限希釈で同じメソ-ダイアドリッチ立体異性体で観察されるものと比べると減少した。LCSTを上回る323Kでは,シミュレーションによりコイル-グロビュール転移と鎖の凝集の両方を検出した。これらの条件下で,PNIPAM凝集体の特性に対する立体規則性の影響は無視できる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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高分子溶液の理論  ,  高分子の立体構造 

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