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J-GLOBAL ID:201702279878538800   整理番号:17A1973331

容積測定調整された動的WaveArc療法は下垂体腺腫と頭蓋咽頭腫患者における海馬への線量を減少させる【Powered by NICT】

Volumetric modulated Dynamic WaveArc therapy reduces the dose to the hippocampus in patients with pituitary adenomas and craniopharyngiomas
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 382-387  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2894A  ISSN: 1879-8500  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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海馬への放射線量を減少させることは,脳腫瘍患者の認知機能を維持するために重要である。Vero4DRTシステムは寝台回転のない逐次非共面強度変調ビームの安全な使用を可能にする,強度変調動的WaveArc療法(VMDWAT)と呼ばれる,新しい照射技術を実現することができる。VMDWATは下垂体腺腫,頭蓋咽頭腫患者における海馬線量を減少させると思われることから,著者らは共平面アーク(coVMAT)とVMDWATのみを用いた強度変調回転放射線治療の線量分布を比較するために計画研究を行った。CoVMATとVMDWAT計画は下垂体腺腫,頭蓋咽頭腫の30名の患者のために作成した。処方線量は29分割の52.2Gyであった,処方線量の90%で覆われた各計画標的体積の99%であった。最適化は海馬への線量の最大低減を行った。処理時間はビームに及ぼす時間と定義した。coVMAT/VMDWATに対する両側海馬の体積(EQD40%)の2Gy~40%で平均等価線量は9.90/5.31Gyであった(P<.001)。VMDWATにおけるEQD40%の平均は7.3Gy以下であり,これは認知障害を予測するためのしきい値である。5Gy(V5)を受けている正常脳の体積はVMDWATで有意に大きかったが,coVMATと比較して,10 15 20 25 30 35 40 45および50Gy(V10 50)を受けている正常脳容積はVMDWATで有意に小さかった。適合性と均一性指標はVMDWATで有意に優れていた。平均VMDWAT処理時間はcoVMAT(70.1対67.1秒)と比較して長かった。VMDWATはcoVMATと比較して脳V5と処理時間を増加させたが,有意に用量を低下させ海馬および脳V10V50に標的適合性と均一性を改善した。VMDWATは下垂体腺腫,頭蓋咽頭腫に対する有望な治療方法である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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神経系の腫よう  ,  腫ようの放射線療法 

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