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J-GLOBAL ID：201702279921270953   整理番号：17A0562564

MgO-Cれんがの熱伝導率測定へのレーザーフラッシュ法の適用可能性

著者 (2件)： 朝倉秀夫 (岡山セラミックス技術振興財団) ,  武内修治 (岡山セラミックス技術振興財団)
資料名： 耐火物  (Refractories)
巻： 69  号： 5  ページ： 238-246  発行年： 2017年05月01日 
JST資料番号： F0515A  ISSN： 0039-8993  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 耐火物の熱伝導率の公定法であるJIS法にはさまざまな課題があり,これに代わる熱伝導率測定法として,レーザフラッシュ法(LF法)が挙げられる。試験片が小さいことから,粗い粒を含む耐火物を代表させることの難しさが指摘されていたが,近年LF装置も大きく進展し,従来よりも大形状の試験片に対応できる装置が市販されている。そこで今回,この最新LF装置によるMgO-Cれんがの熱伝導率測定への適用性について,測定精度などの面から検討した。測定で得たかさ密度,熱拡散率及び比熱容量を用いて熱伝導率を算出した。試験片厚さと単純繰返精度,日間測定精度,試験片間誤差,試験片中への耐火物粒の存在確率について検討した。LF法は,MgO-Cれんがの熱伝導率測定方法として有効であると結論された。

シソーラス用語： *マグネシアカーボン煉瓦 ,  *熱伝導率 ,  *計測 ,  固体粒子 ,  計測器 ,  測定精度 ,  容積重 ,  温度伝導率 ,  比熱 ,  熱容量 ,  厚み ,  確率 ,  粒度
準シソーラス用語： *レーザフラッシュ法 ,  粗大粒子 ,  熱伝導率計測

分類 (2件)： 耐火物  (YC04030N) ,  その他の熱的変量の計測法・機器  (AD06040R)

引用文献 (22件)：

• 日本規格協会編:JIS R 2551-1,(2007).
• 日本規格協会編:JIS R 2551-2,(2007).
• 日本規格協会編:JIS R 2551-3,(2007).
• 水田和宏,長谷川泰士,後藤和宏:鉄と鋼,70[3]374-379(1984).
• 山本力,田中征二郎,山本重作,土屋一郎,石井宏昌:耐火物,33[5]288-289(1981).

タイトルに関連する用語 (5件)： MgO ,  れんが ,  熱伝導率測定 ,  レーザーフラッシュ法 ,  適用可能性