文献

J-GLOBAL ID：201702279927756463   整理番号：17A1437388

全集団洪水リスク推定のための青写真:ヨーロッパの河川洪水のための実証【Powered by NICT】

A Blueprint for Full Collective Flood Risk Estimation: Demonstration for European River Flooding

著者 (4件)： Serinaldi Francesco (School of Civil Engineering and Geosciences, Newcastle University, Newcastle Upon Tyne, UK) ,  Serinaldi Francesco (Willis Research Network, London, UK) ,  Kilsby Chris G. (School of Civil Engineering and Geosciences, Newcastle University, Newcastle Upon Tyne, UK) ,  Kilsby Chris G. (Willis Research Network, London, UK)
資料名： Risk Analysis  (Risk Analysis)
巻： 37  号： 10  ページ： 1958-1976  発行年： 2017年 
JST資料番号： A1384A  ISSN： 0272-4332  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 洪水は気象と河川流域動力学による空間と時間における進化する自然災害であり,単一洪水事象は,事象期間中に異なる領域に影響を及ぼすことができる。この物理的機構は,集団的洪水リスクの効果的な評価を考慮に入れるべきであることを与えられた時間窓における各種の位置での洪水記録と損失間の空間的-時間的関係を紹介した。しかし,極端な洪水は稀なことであるので,歴史的記録の限られた数は,通常,信頼できる周波数分析を妨害した。この限界を克服するために,全体プロセスの空間-時間相関構造を保持し,連続流記録により提供される情報のより効率的な使用を連続河川流量記録のモデル化への極端な事象の解析から移動した。手法は動的コピュラ枠組み,時間的動力学を考慮した適切な時系列モデル,および空間的依存性を記述する多変量分布を結合することにより空間-時間特性のモデリングの分割を可能にするに基づいている。モデルは中央及び東ヨーロッパで最大の河川流域の10(ドナウ川,ライン,エルベ,オーデル,Waser,Meuse,ローヌ川,Seine川,Loire川,Garonne)を横切って記録した490河川流量系列に適用した。局所洪水曝露と脆弱性を定量化するために利用可能な指標データを用いて,時間依存性は,経年持続性を再現するのに重要な役割を発揮し,このようにして流域スケールで凝集した年間指標洪水損失の大きさと頻度が,コピュラを毎週および年時間スケールでの損失の空間依存性の保存を可能にした。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： モデリング ,  河川流域 ,  流域 ,  *河川 ,  自然災害 ,  空間依存性 ,  *洪水 ,  時間依存性 ,  気象
準シソーラス用語： 持続性 ,  脆弱性 ,  Seine川 ,  コピュラ ,  河川流量 ,  *洪水リスク , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 集団洪水リスク ,  動的コピュラ空間-時間モデリング ,  ヨーロッパの河川

分類 (3件)： 自然災害  (RA02030M) ,  洪水対策  (RC12040I) ,  水文学一般  (DC07010R)

タイトルに関連する用語 (8件)： 集団 ,  洪水リスク ,  推定 ,  青写真 ,  ヨーロッパ ,  河川 ,  洪水 ,  実証