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J-GLOBAL ID：201702279940582090   整理番号：17A2008482

エナンチオマ表面化学:表面上の集塊とラセミ体形成【Powered by NICT】

Enantiomer surface chemistry: conglomerate versus racemate formation on surfaces

著者 (2件)： Dutta Soham (Department of Chemical Engineering, Carnegie Mellon University, Pittsburgh, PA 15213, USA. [e-mail]) ,  Gellman Andrew J.
資料名： Chemical Society Reviews  (Chemical Society Reviews)
巻： 46  号： 24  ページ： 7787-7839  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0479B  ISSN： 0306-0012  CODEN： CSRVBR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面キラリティーに関する研究エナンチオ特異的応用のための機能性キラル表面を開発する必要性が動機となっている。3Dにおける分子キラリティーはほぼ二世紀の研究の対象となってきたが,2Dキラル表面化学の多くの側面はまだ取り組まなければならない。3Dでは,キラル分子のラセミ混合物は,れき岩(分子ホモキラル)結晶よりもはるかに頻繁にラセミ体(分子ヘテロキラル)結晶に凝集する傾向がある。表面上のキラル吸着質はヘテロキラルよりもむしろホモキラルドメイン(2D結晶またはクラスタ)に凝集する優先的にかどうか知られていない。本レビューでは,利用可能なデータに基づいて次の質問に答えるために,初めての試みを行った:表面上に吸着した2次元ラセミ混合物であるホモキラルあるいはヘテロキラル凝集のための明確な優先性現在の仮説はホモキラルな充填は表面で優先されることである。ヘテロキラル充填はより一般的な3Dと対照的であった。本レビューでは,吸着質-表面系のキラリティーを分類するための簡単な階層的方式を提案した。ラセミ吸着質の凝集を研究するために,主に走査型トンネル顕微鏡を用いて一連の研究をレビューした。既存の文献に関する著者らの分析は,表面上のキラルおよびプロキラルな吸着質による分子レベルでのホモキラルあるいはヘテロキラルいずれか凝集に対しても如何なる選択性の明確な証拠ではないことを示唆した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 走査型トンネル顕微鏡 ,  二次元 ,  *ラセミ体 ,  凝集 ,  結晶 ,  礫岩 ,  クラスタ ,  三次元 ,  *凝塊 ,  *エナンチオマ ,  *界面化学
準シソーラス用語： 吸着質 ,  ラセミ混合物 ,  機能性 ,  キラリティ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 分子の立体配置・配座  (BH05022J) ,  固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (4件)： エナンチオマ ,  表面化学 ,  集塊 ,  ラセミ体