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J-GLOBAL ID:201702279973774035   整理番号:17A0521896

純およびCo添加ZnO配向ナノ結晶の常磁性共鳴による研究

EPR investigation of pure and Co-doped ZnO oriented nanocrystals
著者 (5件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 035705,1-8  発行年: 2017年01月20日 
JST資料番号: W0108A  ISSN: 0957-4484  CODEN: NNOTER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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低温(90°C)の水化学法を用いて,純およびCo添加ZnOナノロッド(NR)を両面研磨サファイア基板上に合成した。このサイファイア基板の上には,スピンコートによって作製されたZnOナノ粒子(直径20~50nm)からなるシード層が形成されている。走査電子顕微鏡観察により,NRは長さが約3.5μmであり,大部分が基板に垂直に配向していることが確認された。このNRに対して,液体ヘリウム温度で常磁性共鳴(EPR)の測定を行った。EPRスペクトルから,純およびCo添加ZnO NRはいずれも高い結晶品質をもつことが示された。観測されたCo2+イオンの信号は面内が磁化容易軸であることを示し,CoはZnOマトリックス内に置換されていることが証明された。導入されたCoはナノ結晶のコア欠陥(CD)の中和に寄与することが見出された。Coをドープした試料中のCo2+置換濃度を評価し,それと合成溶液中のCo濃度との相関を得た。本研究結果は,超高速スピン依存紫外線検出器など,スピントロニクスデバイスを開発するためのポテンシャルを有する,結晶性の高い希薄磁性半導体のZnOナノ構造を合成する方法として,低温水化学合成の使用可能性を示している。
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分類 (3件):
分類
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酸化物結晶の磁性  ,  酸化物薄膜  ,  金属・半導体のEPR 

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