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J-GLOBAL ID：201702280015360783   整理番号：17A1075261

固相のフラストレート化Lewis対による水素活性化 ベンチマーク研究と理論的見解

On the hydrogen activation by frustrated Lewis pairs in the solid state: benchmark studies and theoretical insights

著者 (3件)： LIU Lei (Univ. Bonn, Bonn, DEU) ,  BRANDENBURG Jan Gerit (Univ. Coll. London, London, GBR) ,  GRIMME Stefan (Univ. Bonn, Bonn, DEU)
資料名： Philosophical Transactions of the Royal Society A. Mathematical, Physical and Engineering Sciences  (Philosophical Transactions of the Royal Society A. Mathematical, Physical and Engineering Sciences)
巻： 375  号： 2101  ページ： 2017006,1-15  発行年： 2017年08月28日 
JST資料番号： D0317A  ISSN： 1364-503X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,フラストレート化Lewis対(FLP)が固相に拡張され,生成固相FLPが温和な条件で水素活性化を示した。一方で,量子化学法を用い,分子の反応Gibbs自由エネルギーへの寄与が計算,分析されたが,対応固相処理は十分開発されてない。本報では,固相FLPの特に反応性を理論的に調べる計算法の深いベンチマーク研究を強いられ,ギャップを埋める意図で,初めて合理的手順の要件を定式化した。4つの固相FLP(Mes₂P(ジメシチルホスフィン)...B(C₆F₅)₂,その変形体,更なる変形体,Cy₃P(トリシクロへキシルホスフィン)...B(C₆F₅)₃)を選択し,半経験的強束縛ハミルトニアンから分散補正ハイブリッド密度汎関数までの理論レベルを応用した。結晶幾何学,熱統計寄与,反応エネルギーの計算で,性能をベンチマーク評価し,計算効率的HF-3C法が正確な結晶構造を与え,数値的に十分安定で日常応用向けに十分高速で,Gibbs自由エネルギーへの熱統計寄与で信頼できる値を与えた。また,射影子増強波基底関数系で評価した準一般化勾配近似は,十分正確な反応電子エネルギーを生成した。

シソーラス用語： *固相 ,  *Lewis酸 ,  *Lewis塩基 ,  *水素 ,  *活性化 ,  近似法 ,  *フラストレーション効果 ,  Gibbs自由エネルギー ,  ハミルトニアン ,  van der Waals力 ,  補正 ,  結晶構造 ,  基底関数系
準シソーラス用語： ハイブリッド密度汎関数法 ,  一般化勾配近似 ,  *ベンチマーク試験 ,  幾何構造 ,  射影子増強波法 ,  電子エネルギー ,  反応エネルギー ,  分散力 ,  *量子化学計算

分類 (5件)： 有機りん化合物  (CF08040N) ,  有機ほう素化合物  (CF08020R) ,  その他の触媒  (CB06123Z) ,  分子化合物  (CE02000C) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (3件)： ジメシチルホスフィン ,  トリ(ペンタフルオロフェニル)ボラン ,  トリシクロヘキシルホスフィン

タイトルに関連する用語 (7件)： 固相 ,  水素 ,  活性化 ,  ベンチマーク ,  研究 ,  理論 ,  見解