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J-GLOBAL ID：201702280044600389   整理番号：17A1193893

CIPK14によりWHIRLY1のリン酸化はArabidopsisのWHIRLY1の局在とその二重機能を変化させる

Phosphorylation of WHIRLY1 by CIPK14 Shifts Its Localization and Dual Functions in Arabidopsis

著者 (5件)： REN Yujun (Fujian Agriculture and Forestry Univ., Fuzhou, CHN) ,  LI Yanyun (Fujian Agriculture and Forestry Univ., Fuzhou, CHN) ,  JIANG Youqiao (Fujian Agriculture and Forestry Univ., Fuzhou, CHN) ,  WU Binghua (Fujian Agriculture and Forestry Univ., Fuzhou, CHN) ,  MIAO Ying (Fujian Agriculture and Forestry Univ., Fuzhou, CHN)
資料名： Molecular Plant  (Molecular Plant)
巻： 10  号： 5  ページ： 749-763  発行年： 2017年05月01日 
JST資料番号： W2375A  ISSN： 1674-2052  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ssDNA結合蛋白質であるWHIRLY1(WHY1)はプラスチドから核へのシグナリングに関わるとされているが,WHY1がどのように隔離されて核に入り,機能をスイッチするかについては分かっていない。本研究ではWHY1と関係する酵素について調べた。HAでWHY1にタグ付けし調べたところ,WHY1のリン酸化は成長に応じて調節されていることが示された。このリン酸化にはCBL結合プロテインキナーゼ14(CIPK14)が関与し,転写因子WRKY53のプロモーターとWHY1が結合することにより促進されることが示された。さらに,WHY1の標的遺伝子等を調べたところ,CIPK14はWHY1遺伝子の転写レベルを変化させないが,標的遺伝子の発現を調節することが示された。

シソーラス用語： 遺伝子 ,  遺伝子発現 ,  転写因子 ,  プロモーター領域 ,  *タンパク質キナーゼ ,  細胞核 ,  色素体 ,  *リン酸化 ,  rRNA ,  細胞情報伝達 ,  Arabidopsis thaliana ,  *DNA結合タンパク質
準シソーラス用語： *CIPK14 ,  *WHIRLY1 ,  *WHY1 ,  WHY1遺伝子 ,  一本鎖DNA結合蛋白質 ,  標的遺伝子

分類 (1件)： 酵素生理  (EH02020J)

タイトルに関連する用語 (2件)： リン酸化 ,  Arabidopsis