抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:不完全な川崎病患者における血漿NT-proBNPレベルの測定方法及び血漿NT-proBNPレベルの変化の臨床意義を検討する。方法:2014年3月~2016年3月の間に当病院で治療を受けた不完全川崎病(IKD)患児35例を対象とし、観察群とし、治療後に疾患回復期に入った患児31例を選択した。同時に、同時期に入院治療した40例の呼吸器感染患児を対照群の研究対象とした。両群の患児の末梢血白血球数、C反応性蛋白、血漿NT-proBNPレベルに対して測定を行い、比較を行った。【結果】観察群における末梢血白血球数(18.25±5.42)×109/L,C-反応蛋白質(80.53±41.86)mg/Lおよび血漿NT-proBNP濃度(1370±152.00)ng/Lは,対照群(9.40±4.15)×109/L,(13.53±6.03)mg/Lおよび(413±115.00)ng/Lより有意に高かった。統計的有意差が認められた(P<0.05)。観察群の患児は2週間後に31例の患児が疾患の回復期に入った。回復期における末梢血白血球数(17.53±6.25)×109/L,C-反応性蛋白質(70.52±35.63)mg/Lおよび血漿NT-proBNPレベル(1368±147.00)ng/Lは,治療前(9.53±2.93)×109/L,(8.53±2.76)mg/Lおよび(501±102.00)ng/Lより有意に低かった。統計的有意差が認められた(P<0.05)。結論:呼吸器感染患児と比べ、不完全川崎病患児の末梢血白血球計数、C反応性蛋白及び血漿NT-proBNPレベルはいずれも顕著に高いため、早期に血漿NT-proBNPレベルを測定することは不完全な川崎病の診断に役立つ。早期診断の早期治療を実現する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】