文献
J-GLOBAL ID:201702280099671487   整理番号:17A1482214

グルココルチコイドは転写およびエピジェネティック機構を介して血管平滑筋細胞におけるMiR 29cレベルを調節する【Powered by NICT】

Glucocorticoids regulate MiR-29c levels in vascular smooth muscle cells through transcriptional and epigenetic mechanisms
著者 (4件):
資料名:
巻: 186  ページ: 87-91  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究の目的は,グルココルチコイド(GC)は血管平滑筋細胞におけるmiR-29c発現の誘導する基礎となる機構を決定することであった。QRT-PCRはmiR-29c検出に使用した。蛋白質レベルは,ウェスタンブロット法により測定した。SP1,DNMT1とDNMT3Aのノックダウンは,それらのそれぞれの特異的siRNAのトランスフェクションにより達成された。SP1活性に及ぼすGCの影響をルシフェラーゼレポーターアッセイにより測定され,miR-29cプロモーターのメチル化状態をメチル化特異的PCRにより検出した。CHIPアッセイは,miR-29cプロモーターのSP1とグルココルチコイド受容体(GR)の結合能力を決定するために用いた。DNMT1とDNMT3A siRNAとDNMT,デシタビンの阻害剤として,SP1siRNAまたはSp1阻害剤,ミトラマイシンAによるRASMCの処理は,miR-29c(P<0.05)の発現を増加させた。デキサメタゾン(DEX,0.1μM)RASMC24時間の処理はトレオニン453蛋白質レベルでSP1とリン酸化SP1の発現を減少させ,SP1活性を抑制し,DNMT1とDNMT3A蛋白質(P<0.05)の発現を阻害した。,GR拮抗薬ミフェプリストンによる処理は,DNMT1とDNMT3A蛋白質発現に対するDEXの阻害作用を遮断した。また,DEXは,miR-29cプロモーターのSP1結合能を抑制し,miR-29cプロモーター(P<0.05)のメチル化を阻害した。DEX(0.1μM)RASMCの処理は,miR-29cプロモーターへのGRの結合を有意に増加させた(P<0.05)。miR-29c発現に及ぼすGCの刺激効果はこれら三つの機構:SP1により転写的に調節された,メチル化依存性過程とGRを介した後成的に仲介される。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  生物学的機能 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る