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J-GLOBAL ID:201702280111328010   整理番号:17A1548267

2型糖尿病および健常人の成人患者における腸内微生物叢の比較【Powered by NICT】

Comparison of gut microbiota in adult patients with type 2 diabetes and healthy individuals
著者 (9件):
資料名:
巻: 111  ページ: 362-369  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0489A  ISSN: 0882-4010  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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最近の研究は,2型糖尿病(T2DM)の開発につながる炎症反応も腸内細菌叢の組成における変化に寄与し,腸管におけるT2DMと細菌住民の間の関係を示唆している可能性があることを示した。本症例対照研究では,健常者と比較してT2DM患者における腸内微生物叢支配的細菌群の組成を評価するために設計した。全36名の成人被験者(18患者T2DMと18名の健常者と診断された)を研究に含めた。腸内細菌叢組成は細菌の16S rRNA遺伝子を用いた定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(qPCR)法により調べた。細菌の二基の量は,T2DM患者と健常者間で有意に異なっていた。が,Lactobacillusのレベルは,T2DM(P値<0.001)患者で有意に高く,Bifidobacteriumは健常者において有意に多かった(P値<0.001)。糞便試料におけるPrevotella(P値=0.0.08)およびFusobacterium(P値=0.99)属の量は二群間で有意差はなかった。電流研究に参加したT2DM患者で見出した支配的な糞便細菌属の有意な変化は,腸細菌叢におけるT2DM疾患と組成変化の間の関係を明らかにした。これらの知見は,腸内細菌叢を変化させることによりT2DMを制御するためのアプローチを開発するために有用である可能性がある。細菌の種々の分類学的レベル(科,属,種)に焦点を当てさらに研究はT2DM障害の進行と腸内微生物群集の変化の正確な関連性を明らかにする必要がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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代謝異常・栄養性疾患一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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