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J-GLOBAL ID:201702280124668754   整理番号:17A0974648

超分子共重合体系ヒドロゲル中の大きな歪段階からの緩和過程のナノ構造の進化:SANSの研究

Nanostructure Evolution during Relaxation from a Large Step Strain in a Supramolecular Copolymer-Based Hydrogel: A SANS Investigation
著者 (5件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 1672-1680  発行年: 2017年02月28日 
JST資料番号: B0952A  ISSN: 0024-9297  CODEN: MAMOBX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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強靱で超分子構造のポリアクリルアミド系ヒドロゲルにおける応力散逸に関連するナノ構造の変化を,小角中性子散乱(SANS)によって測定し,靱性の分子起源を理解するため,応力緩和測定と比較した。ヒドロゲルは,N,N-ジメチルアクリルアミド(DMA)およびアクリル酸2-(N-エチルペルフルオロオクタンスルホンアミド)エチル(FOSA)のAIBNによるランダム共重合により合成した。ポリ(DMA-FOSA)は,DMA高分子鎖に接続したFOSAナノドメインによって形成された物理架橋を有するミクロ相分離モルフォロジーを示した。歪段階に続く応力緩和挙動は,5桁の緩和時間を有する7桁の指数関数を用いて相関回帰させた。FOSAナノドメインおよびネットワーク高分子鎖の変形および緩和を,SANS実験による2つの異なるコントラストを用いて独立して解析した。双方のコントラストで,ヒドロゲルの延伸が異方性散乱を生じた。DMAネットワーク高分子鎖は,比較的短い応力緩和時間に対応する速い速度で等方性状態に緩和したが,一方ナノドメイン構造はゆっくり緩和したが,7時間後にも完全には緩和しなかった。これらのSANS測定は,巨視的(応力)および微視的(ネットワーク鎖およびナノドメイン)スケールでの緩和間の相関を提供した。
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分類 (3件):
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高分子固体の構造と形態学  ,  高分子固体の力学的性質  ,  高分子の立体構造 
物質索引 (3件):
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