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J-GLOBAL ID：201702280136038831   整理番号：17A0568840

学生寮における防災タイムラインの策定と熊本地震における実践

著者 (5件)： 上久保祐志 (熊本高専 建築社会デザイン工学科) ,  小林幸人 (熊本高専 共通教育科) ,  橋本淳也 (熊本高専 建築社会デザイン工学科) ,  勝野幸司 (豊橋技術科学大学 建築・都市システム学系) ,  松家武樹 (熊本高専 建築社会デザイン工学科)
資料名： 土木学会論文集 F6(安全問題)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. F6 (Safety Problem) (Web))
巻： 72  号： 2  ページ： I_41-I_46(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0256A  ISSN： 2185-6621  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熊本県球磨川流域の自治体ではタイムライン防災への取り組みがなされ始めたが,このシステムを本校の学生寮といった局所的な施設および組織で対応できないかを考え,2015年から学生および関係教職員でタイムライン防災に基づいての防災計画の策定に動き始めた.そのような中,2016年4月に熊本地震に見舞われ,被災時の避難活動および被災後の避難生活を強いられることになったが,事前に検討していたこのタイムライン防災,特に学生らへの防災教育が行き届いていたおかげで,教職員が予想するよりも格段にスムーズに被災後対応をとることができた.一方で,課題も多く見つかっており,今後,同様の局所的な防災計画を策定するうえで,被災前に設定しておくべき事象についても把握することができた.(著者抄録)

シソーラス用語： *防災 ,  大地震 ,  震災 ,  寮 ,  学生 ,  労働者 ,  *防災計画 ,  *教育 ,  災害対策
準シソーラス用語： タイムライン ,  タイムライン防災 ,  学生寮 ,  教職員 ,  熊本地震 ,  災害対応 ,  地域防災 ,  *防災教育

著者キーワード (4件)： timeline ,  student dormitory ,  education for disaster prevention ,  kumamoto earthquakes

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (6件)：

• 1) 上久保祐志,村上啓介,勝野幸司:南九州の高齢過疎集落における生活環境からみた減災対応について,安全問題研究論文集 Vol. 4,pp. 155-160,2009.
• 2) 上久保祐志,村上啓介,勝野幸司,蓬原辰徳:人口過疎地域における減災情報共有に関する現状と課題,安全問題研究論文集 Vol. 5 pp. 109-114,2010.
• 3) 勝野幸司:中山間地域の過疎集落における住民の減災意識に関する研究,日本建築学会大会学術講演梗概集 E2,pp. 569-570,2009
• 4) 上久保祐志,藤野和徳,岩部司,堂薗俊多,的場孝文,村岡薫:球磨川流域における減災対応に関する官学連携の取組,土木学会論文集F6(安全問題)Vol. 70,No. 2,p. I_53-I_58,2014
• 5) 震災記録誌 東日本大震災から学んだこと~仙台高専 学校機能回復までの道のり~

タイトルに関連する用語 (4件)： 学生寮 ,  防災 ,  タイム ,  熊本地震