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J-GLOBAL ID:201702280137327035   整理番号:17A1670693

db/db糖尿病マウスの膵島β細胞機能に対する成長分化因子11の保護作用と機序研究【JST・京大機械翻訳】

Protective effects of growth differentiation factor 11 on β-cell function in db/db diabetic mice and its possible mechanism
著者 (6件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 123-128  発行年: 2017年 
JST資料番号: C2319A  ISSN: 1000-6699  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:db/db糖尿病マウスの膵島機能に対する成長分化因子11(GDF11)の影響と機序を検討する。方法:20匹の8週齢雄性db/dbマウスをランダムに2組(n=10)に分け、それぞれ6週間のGDF11組換えタンパク質(0.3mg・kg-1・day-1)または等量のリン酸塩緩衝液(PBS)の腹腔内注射を行った。10匹の8週齢のdb/mマウスを正常対照群とし、同量のPBSで6週間介入し、各群の血糖、体重及び摂食量を定期的に測定した。実験の前後に、腹腔ブドウ糖負荷試験(IPGTT)を行い、インシュリンの放出レベルを測定し、6週間後に、血清中のHbA1C及びトリグリセリド(TG)、総コレステロール(TC)、遊離脂肪酸(FFA)のレベルを測定した。血清と膵臓におけるインシュリンとグルカゴンのレベルを測定した。RT-PCRを用いて,膵島のPdx-1,MafA,Nkx6.1およびInsulin2遺伝子の転写レベルを分析した。膵島のSmad2とP-Smad2の発現は,ウェスタンブロット法によって検出された。結果:DM群と比べ、GDF11群の空腹時血糖、HbA1C及び血中脂質レベルは顕著に低下した。また、GDF11は介入後にマウスの耐糖能レベルを著しく改善し、糖負荷前後のインシュリン放出を増加させ、血清と膵臓内のインシュリン含有量を増加させ、血清中のグルカゴンレベルを低下させた。リアルタイム蛍光定量PCRにより、GDF11群の膵島のPdx-1、MafA、Nkx6.1、Insulin2遺伝子の発現がアップレギュレーションされたことが分かった。ウェスタンブロット法により、GDF11介入後の膵島P-Smad2レベルが上昇することが分かった。結論:GDF11は脂質代謝を改善し、グルカゴンの放出を減少させ、β細胞の重要な転写因子の発現を上方制御し、β細胞の機能を保護し、インスリンの合成と分泌を促進し、糖尿病の進展を遅らせる。これらの保護作用は,Smad2シグナル経路の活性化に関連している可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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循環系の基礎医学  ,  医用素材 

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