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J-GLOBAL ID：201702280167085277   整理番号：17A1065522

根粒菌生態研究からみえる農業技術 日本におけるダイズ根粒菌の群集構造コントロールの可能性

著者 (2件)： 佐伯雄一 (宮崎大 農) ,  山本昭洋 (宮崎大 農)
資料名： アグリバイオ  (Agricultural Biotechnology)
巻： 1  号： 10  ページ： 1078-1081  発行年： 2017年09月20日 
JST資料番号： F1907A  ISSN： 2432-5511  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ダイズは,中心的な日本食材料の一つであるが,90%以上を輸入に頼っており,国内自給率の向上が望まれている。著者らは,共生窒素固定菌である根粒菌を活用した環境保全型ダイズ栽培技術の開発を目指し,根粒菌の生態に関しての研究を進めている。この研究の概要については,すでに,本誌(アグリバイオ)2017年5月号でで紹介した。本稿では,ダイズ根粒菌の群集構造をコントロールする土壌管理技術の可能性についてさらに詳しく紹介した。根粒菌群集の生態と環境因子との関係を見ていくと,いくつかの環境因子が根粒菌の生態に大きな影響を及ぼしていることが明らかになってきており,その生態的な特徴を利用して,有用な根粒菌を優占化させる土壌管理技術の確立が現実味を帯びてきている。

シソーラス用語： *ダイズ ,  生態学 ,  *制御方式 ,  持続可能な農業 ,  土壌管理 ,  生物相互作用 ,  微生物生態学 ,  *細菌群集構造 ,  環境保全型農業 ,  植物微生物相互作用 ,  *リゾビウム属 ,  農業
準シソーラス用語： *根粒菌属 ,  *根粒菌 ,  *制御法

分類 (3件)： 豆類  (FC03035U) ,  土壌生物  (FB04050N) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (9件)： 根粒菌 ,  生態 ,  研究 ,  農業技術 ,  日本 ,  ダイズ ,  群集構造 ,  コントロール ,  可能性