抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿は,第三回国連人間居住会議(ハビタットIII)と国連人間居住計画の役割,活動の方向性について報告した。先ず,1976年にバンクーバーで第1回国連人間居住会議が開催されたこと,2016年には第3回国連人間居住会議(ハビタットIII)がエクアドルの首都キトにて開催され,一層深刻化する都市化への国際的な取組方針である「ニュー・アーバン・アジェンダ(NUA)」が採択されたこと等を報告した。次に,ハビタットIIIとNUAの意義,国連ハビタットの方向性,具体的事業について報告した。最後に,日本がかつて急激な都市化の過程で駆使してきた計画技術やインフラ整備のノウハウ,現在の少子・高齢化社会への対応などは各国がNUAを実践していく場合に極めて重要な知見であること,この分野で国連ハビタットは日本政府と連携して国際社会に大きく貢献して行くことを楽しみにしていることを報告した。