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J-GLOBAL ID:201702280180493042   整理番号:17A1716617

エストロゲンはヒト原発性腸組織における密着結合蛋白質ZO-1発現を減少させる【Powered by NICT】

Estrogen decreases tight junction protein ZO-1 expression in human primary gut tissues
著者 (10件):
資料名:
巻: 183  ページ: 174-180  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1154A  ISSN: 1521-6616  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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雌は最も自己免疫疾患のより高い罹患率を持っている;が,機構は不明である。本研究では,免疫組織化学,免疫蛍光およびqPCRによるヒト初代腸組織における密着結合蛋白質閉鎖帯1(ZO 1)とエストロゲン受容体(ER)αとβの発現を調べた。ZO-1およびERβでなくERαの発現は雄と雌の両方の腸組織に存在した。ER-β発現における性差はなかったが,ZO-1発現は雄に比べて雌で減少した。in vitroでは,エストロゲン処理は,ヒト初代腸組織またはCaco-2細胞におけるZO-1mRNAと蛋白質発現,ZO-1プロモーター活性,IL-6産生とNF-κB活性化を減少させたが,Caco-2細胞におけるER-β発現を増加させた。一貫して,女性の血しょうIL-6レベルはin vivoでの雄ラットに比べて減少した。著者らの発見は,エストロゲンは腸密着結合発現と透過性の役割を果たす可能性があることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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性ホルモン  ,  細胞膜の受容体 

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